信用
シナリオ・センター代表の小林です。夏全開のような暑さですが、明日も全国的に猛暑で体温を超えるところもという予報。
子供の頃、百葉箱を開けて30度を超えた温度計を見て大騒ぎしたことが懐かしく思い出されます。
60年前は、30度越えなんてまれだったんですが、今は当たり前になっちゃいました。
電気代も高い今、悩むところですが、それでも健康にはかえらえません。
エアコン、扇風機など無理なく無駄なく使って、熱中症にならないように気をつけましょう。
それにしてもマイナンバーカードは困ったものです。
一番の問題は、個人情報保護法などを作った政府とは思えない、個人情報に対する軽い考え方だと思います。
保険証だとか口座だとか、非常に重い個人情報を集約しようとしているにもかかわらず、あまりにも性急な進め方が間違っているのではないでしょうか。
私は、この軽さは、国民に対するお上の想いの軽さだとみています。
大企業などは利権にかかわるので手出しはできない。
だけれど、下々からは簡単に吸いあげることができる。年金も、生活保護もいくらだって下げられる、税金も大企業は保護しないと怒られるけれど、下々からは取りっぱぐれはない、なんだかんだ文句言ったって押し通してしまえば、それでも生活できているのだと。
子供の6人に一人が貧困という現実は、こうしたお上の下々の命に対しての軽い考え方、あまりにも軽い見方から起こっていると思います。
マイナンバーカードは、その軽さを集約しているのです。
私はここ10年前くらいから、お上をどんどん信用できなくなり、特にマイナンバーカードに特典をつけたところで、本当に信用できなくなりました。
はじまり
今週来週は、事務局はサマーセミナー一色になっています。
極寒タオルやひえピタなどを買い求め、熱中症対策をどうするかから始まって、ゼミを受け持つ講師との内容の打ち合わせなど、始まるまでにやることがいっぱいです。
1日目の課題は「ファーストシーン」。
ドラマを始める一番大事なところです。
7月期から始まるドラマもそうですが、ファーストシーンで、引き続き見てくれるかどうかが変わります。
私見ですが、最近のドラマはアバンタイトルが長くなってきたように思いますが、いかがでしょう。
アバンタイトルは、映画、ドラマ、アニメ、特撮などでオープニングに入る前に流れるプロローグシーンのことをいいますが、大事なところをタイトル前に知らせて、興味をもってもらおうという感じで使っているドラマが増えています。
それほどファーストシーンは大切なのですが、コンクール応募作品などを拝見すると引き込まれるファーストシーンはなかなか難しいようです。
これからドラマを始める「登場人物」のキャラクターを効果的に登場させるというのはなかなか難しいですね。
新井一は「その時、どの人物の誰に対する感情が、その時どうなのかにという人間関係が大切じゃないでしょうか」と言っています。
サマーセミナーは、まずは始まりから始めてみませんか。