事務局の田中です!
シナリオ・センターのYouTube動画『新井一、かく語りき』。
なんと100本目となりました!
『新井一、かく語りき』とは
『新井一、かく語りき』とは 執筆中の悩みをピンポイントで サクッと解決できる創作術のワンポイント動画です。
「キャラクターに魅力をつけるには?」
「ハコ書きって何?」
「長編が書けない」
創作しているとついつい悩んで、ドツボにハマってしまったり。。。
うまく書くために、どうしたらいいか分からなくなったりしますよね。
そんなお悩みをサクッとこの動画を見て、
打開する後押しになれば……というつもりでこの動画を制作し続けてきました。
最初は50周年企画で始まったこの動画制作。
1年限定のつもりでしたが、突如やってきた、新型コロナウイルス。
コロナ禍でも「創作したい」そして「創作を続けたい」という
皆さまに少しでもお役に立てるようにと思って制作を継続していた結果……
なんと。2023年11月。
『新井一、かく語りき』は100本目の配信となりました!
つきましては100回目を記念して、制作の舞台裏を公開!
でも、これはプロフェッショナルの流儀や情熱大陸みたいに、
この舞台裏は壮絶、すごい、かっこいい……。
みたいなことではなく。。。
どちらかというとこの動画は、みなさんと事務局スタッフとで、
和気あいあいと“みんな”で作っている、ということをお伝えしたいのです。
まずはアイデア。ライブ配信『語りきクラブ』から
シナリオ・センターの50周年を記念し、
月2回更新している『新井一 かく語りき』と同じくして、
この原案を書く『語りきクラブ』を2020年8月7日に発足しました。
毎月一回の『語りきクラブ』は、YouTubeにて
1時間~1時間半くらいのライブ配信をしています。
アイデアは、まずこのライブ配信から生まれます。
事務局スタッフの新井と田中と配信でのリスナ―のみなさまのチャット欄で
シナリオの技術についてラフに話をしていき次の動画の素材が決まります。
ちなみに『クラブ』と命名したのは学生時代の部室のイメージで、
気楽にシナリオについてみんなで考えたいなぁと思ったから。
リラックスしながらしゃべったことが一番、生の声のような気もして。
そうやって皆さんのお声が動画『新井一、かく語りき』の種となるのです。
最近だと、
「対立ってそもそもどういうことなんだろう」
「連載のような長期の作品を書く上で何が大事なんだろう」
という悩みをお便りをいただき、動画を作成しました。
そんなお声からできた動画がこちら!
オンタイムでチャット欄からのお声を反映することもありますが、
これらは執筆時のお悩みエピソードの投稿欄からいただきました。
これはだれでも投稿ができます。
みなさまもどしどし創作の悩み、例えば「こんなところで筆が止まる」、
「こういう時に打破できる技術を教えて欲しい」など、お声お聞かせください。
また悩みや疑問点などの“エピソード”ベースではなく、
『新井一、かく語りき』のシナリオフォーマットに沿った原案を書いてもOKです!
みんなで創りましょう!
原案が決まったらシナリオ作成
アイデアが出たらシナリオです。
どう伝えていくか。出そろったアイデアを田中がまとめていきます。
全体の構成は技術の起承転結で構成していきます。
・起:悩みの声(アンチテーゼ) →「書いてるとこうなってしまう」
・承①:こんな風になってしまうの例。 →3つほどあるある法で
・承②:その打開方法は「〇〇法」 →技術の名称と説明
・承③:その方法を使った後のアフター例。→あるある法で出した例が変化
・転:創設者、新井一の金言 →この動画のテーマ
・結:「新井一、かく語りき」次の技術は?→余韻
100回作っていく間に固まってきた構成です。
ここまで決まっているので、皆さんにも書ける!
前は、リスナーの皆さまの投稿もあったのですが、近ごろなくって……。
原案が採用された方には、ささやかながら書籍などをプレゼントしてます。
ぜひぜひ、原案(シナリオ)のご応募もお待ちしております!
書き終えたら編集へ……と行きたいところですが、
シナリオは大切に。新井さんに見てもらう。
一人ではどんなシナリオでも偏りますからね。
ちゃんと伝わりそうか。すり合わせて推敲します。
直しはダメだから直すんではありません。
創作においては、必ず通った方が良い道なのかも。
それも実は創作ワンポイントとして作りました。
シナリオチェック後、編集へ
シナリオが出来たら英字幕を付けて、
編集作業です。こちらも田中が担当。
シナリオ・センターでは講座もゼミも、
オンラインでのご受講も可能になりました。
それに伴って海外からご受講される生徒のみなさまも、
いらっしゃいます。なので、英字幕も……と思っているんですが、
ぶっちゃけ翻訳サイトを使っています。
DeepL翻訳サイトと、googleの翻訳機能で二重チェック。
でもはっきり言って自信がありません。
(YouTubeの自動翻訳に任せようとも思っているのですが……
英語がお得意な方。現状の英語、実際のところお聞かせください。)
編集ソフトは、Adobeのpremiereエレメンツという
シンプル版の編集ソフトを使っています。
文字やイラストにモーションを付けていきます。
一通り完成したら、アフレコ。
見てくださる方の中には、通勤中や通学中、
聴いて学びたいという方もいらっしゃるようです。
そんなお声を反映して途中から音声をいれることにしました!
映像とアフレコをドッキングして、書き出します!
これもリスナーの皆様にご意見を頂きながら、
BGMとナレーションの音量の塩梅を見極めていきました。
みんなに広めて、広報さん!
YouTubeにアップしたら、広報の齋藤さんへお声掛け。
齋藤さんも動画を見て、おすすめポイントをSNS用の文言を考えてくれます。
文字数が制限された中、
「こんな方に、この動画はおすすめ!」
「みなさん、この技術はご存じですか?」
「もしかしてこんな風に悩んでませんか?」
簡潔にまとめてくれて、有難いかぎりでございます。
いつもありがとう、齋藤さん。
みんなの力で、
みなさんの目に触れる動画になっていくのです。
完成した後も、動画に対する皆様の反応が嬉しい。
それは、いいねの数。単純に嬉しい。
これからのかく語りき
こうやってみんなで作った動画が、
どんどん増えて、100回目。
101回目はちょっとだけ(ほんのちょっと汗)、
リニューアルしてお届けしようと思います!
だ・か・ら、みなさん!
ぜひぜひご投稿お待ちしております!!!
一緒に動画つくりましょ!!!
この『新井一、かく語りき』が200回まで行くかどうかは、
皆さんの腕にかかっていると言っても過言ではありませんっ!
いや、別にプレッシャーをかけているわけではありませんよ。
おすすめしているのはなぜかというと、
エピソード案を投稿することで、悩みも言語化されるし、
原案を書くことで、特に生徒さんの方は学んだシナリオの技術が、
きちんと腕におとしこまれているか確認ができる!そんな機能を持ち合わせているから!
だから、ぜひご投稿を!
書くことは、孤独な作業。だからこそこの動画で、
これからも“みんな”で楽しく作っていけたら……と願ってやみません。