季節
シナリオ・センター代表の小林です。猛暑が嘘のように、今日は肌寒く、まだ薄めの洋服選びは失敗したかなと思っています。
もう10月ですものね。
昨今、インフルエンザがコロナ以上に猛威を奮って学校閉鎖等が相次いでいるだけに、急に涼しくなって体調を崩さないように、気を引きしめていないと危ないですね。
猛暑の疲れも出て、胃腸やお腹を壊している方が多いから気を付けなさいと主治医に心配されました。
私は「食欲はとどまるところを知らず、新米の季節を迎えて、より一層元気です」と言ったら、「それが危ない」と。
元気って、難しいですね。
腹八分目で生き抜かないといけない?それはそれで精神が病んでしまいそう。(笑)
日本の四季も変りつつある中、衣更えの時期も変ってきそうですね。
最近は、夏服、冬服、合い服という概念もなくなってきている気がします。
まあ、暑いのに冬服を着せられていたり、寒いのに、コート、セーターやストッキングは禁止だったり、ろくでもない校則を生み出したのも衣更えだし、人間がいかに気持ちよく過ごせるか、そこから考え直した方がいいかもしれません。
人新世
この夏、新たな地質世代が生まれたという話を聴きました。「人新世」
地層や化石を調べると生物の進化や絶滅、地殻変動などの過去の地球の出来事がわかるのですが、今言われている「人新世」というのは、人間の活動が、地球に変化をもたらしているという新しい発見のようです。
地層を見ると、核実験で放出されたプラトニウムな放射能物質や化石燃料を燃やすことで生じるすすなどの堆積が、1950年くらいから急増しているのがわかるのだと言います。
要は人間の活動が地球の大規模変化をもたらしているということ。
前回5回目の中世白亜紀末の大量絶滅は、隕石衝突で起きた気候変動で恐竜が絶滅したわけですけれど、6回目の大量絶滅は、隕石ではなく人間自身が起こして人間自身が絶滅するということらしいです。
しかも、これまでは巨大隕石の衝突や地殻変動でもたらされた環境や生物形態の変化で区分されてきたわけですが、なんと人間活動の影響がそれに匹敵するほどの変化をもたらしているというのですから、恐ろしいことになっています。
私たち人間の責任が問われているということ。
地球の限界を迎えている中、日本を動かす政界経済界のトップたちは保身と利権ばかりを考えず、経済の仕組みの転換を考えて、地球にやさしいシステムを作り出すことを考えて欲しいです。
私たちは何を求めていきていきたのでしょうか。
地質迄変化させている人間の力は、人間の精神まで壊し、変化させているような気がしてなりません。
人として生物の一人として、どう人間同士が向き合い、お互いを高め合って、地球の絶滅をとめることができるのか、どう生きるべきなのか、根本的に考えなくてはいけない気がします。
とはいえ、目先のことしか、自分のことしか考えることができないお上たちに、どうしたら伝わるのか、一番難しい問題かもしれません。
でも、人類がこうしたアホな人々のために絶滅させられるとしたら、本当にイヤです。
何とかしましょう、みんなで。将来の世代が困らないように。