若者たち
シナリオ・センター代表の小林です。東京はちょっと冷たい雨です。少しずつ秋に向かっています。
大リーガーの大谷選手が日本国内の全小学校2万校に、右用2つと左用1つ、3つずつグローブを寄付するというニュースに日本中だけでなく海外も湧いているのだそうです。
大谷選手は子どもたちが「野球を通じて元気に楽しく日々を過ごしてもらえたら嬉しいです。このグローブを使っていた子供達と将来一緒に野球ができることを楽しみにしています!」と応援メッセージ。
大谷選手は、活躍ぶりもさることながら、ろくでもないお上たちと違って、権力にもお金も執着せず、自らを野球を通して高めることだけに一意専心している。技術も心も本当に素晴らしい方だと思います。
「一意専心」っていうのはこういう人が使う言葉ですよ、お上!
若い人はすばらしいです。
グレタさんやマララさんをはじめ若い人は未来に向いて考えて発信しています。
私も含めてロートルは、自分の足元ばかりをみていて、前をむいてもいなければ、上をみてもいない、できないのです。
もはや若い人に、全部任せたらいいと思ってしまいます。
吉田玲子さんのオリジナルドラマ「17歳の帝国」のように、若者に任せたら、ドラマ同様色々あるでしょうけれど、今のお上より全然いけるのではと思ってしまいます。
あまりにも目先しか見ず、形容詞ばかりを多用するお上には失望しかありません。
シナリオは、形容詞は使いません。目に見えるように描かなければならないから。
政治も社会も見えるようにしなくては、下々の誰一人も信じないし、世の中はよくなりません。
そうだ、みんなで、シナリオ発想でいこう!
Saturday night Theater 舞台脚本を描く2023
秋は、芸術の秋、舞台の秋です。
明日から、この11月の11日・18日・25日の土曜の夜は、『Saturday night Theater 舞台脚本を描く2023』と銘打って、土曜日の夜に舞台脚本にまつわる講座を実施します。
17:30~19:30 対面とオンラインで。
戯曲講座は11日と25日の2回。
11日は、出身ライターの坂口理子さんが、創作テレビドラマ大賞で受賞、放映された「おシャシャのシャン!」をお芝居にして上演するにあたり、実際に映像がどう舞台になるか、映像と舞台の違い、だからこその技術などを具体的に、映像を見せながらお話をしてくれます。
映像のシナリオを描いているセンター生だからこそ、魅力的な舞台も作れるはず、シナリオの技術の活かし方を教えていただきましょう。
「おシャシャのシャン!」の公演は12月6日から13日迄下北沢駅前劇場で。
チケット予約の際に、センター生というとこの舞台台本をプレゼントします。
11月25日は、金子講師による「戯曲ピンポイント講座」
坂口さんの講義を受けて、初心者の方でも描けるように、戯曲の基本の描き方と観客に届けるための設計図として、舞台脚本をどのように書けばいいのでしょう。
「柱」がない舞台で、場所の指定や時間経過、シーンの指定などどう書けばいいのか、舞台脚本としてのシーンを描くために必要な技術を整理していきます。
受講者特典として、11月25日の講座前の16:30~17:30に、第31回創作テレビドラマ受賞作『おシャシャのシャン!』を、坂口理子さんによるコメンタリー付きの資料上映を実施します。
で、もう一つ特典は、11月18日:「ライターmeetsアクター」ゲネプロ見学(受講生特典:無料)
11月19日・20日・21日に行われる「ライターmeetsアクター」の公演にむけた仕込みやゲネプロの様子を、舞台となるシナリオ・センター3階ホールで一部ご覧頂くことができます。
朗読劇の舞台が、どのようにできあがっていくのか、体感してください。
また、11月11日・25日に受講の方は、「ライターmeetsアクター」朗読劇公演を1,000円(通常1,300円)にて、ご覧いただけます。
秋の夜を芝居の世界で心を開いてください。楽しめますよ。
勝手ながら、来週水曜日迄「表参道シナリオ日記」をお休みさせていただきます。秋を楽しめるといいのですが。