寒さ
シナリオ・センター代表の小林です。寒さが身に沁む毎日です。
シナリオ・センターの中は、もちろん暖房もしっかりしてのですが、1日に2,3回ドアを全開して空気の入れ替えをするのですね。夏じゃないんだから全開しなくてもいいんじゃないのと思いながら、まあ、コロナもインフルも怖いし、仕方ないか。でも・・・その寒いこと寒いこと。(笑)
そのたびに被災地の方々のことを思えばなんのことはないと事務局スタッフ。
私は、腰にひざ掛けをまいて防御していますが、さぞかし被災地の方々は寒いのではないだろうかと思いを馳せてしまいます。
この寒さ冷たさは、身体を壊しやすいと思うので、一日も早く暖かいところでゆっくり休める体制を作って欲しいと思います。
徐々にトレーラーハウスが届き始めているとのこと、少しでも他人の目を気にせずにのびのび過ごせればいいのですが。
通常国会が今日から始まりましたが、それにしても毎日毎日ろくでもない議員が出てくるわ出てくるわ。もう腹立たしさを通り越してバカバカしい気持ちになります。
某議員が「私は選ばれたんだから」という発言をされたそうで、選んだ私たち国民がバカだと居直られちゃった。
これほどまでに愚弄されたら、私たちはやっぱり怒らなくちゃいけないのだと思います。
脱税しても使いこんでもお縄にならないって、おかしいですよね。
すべて責任を押し付けられて自殺した秘書の復讐劇「悪い奴ほどよく眠る」(1960)という黒澤明監督の映画がありましたが、ずーっと変わらないんですね。政治家のひどさは。心が寒くなります。
秘書の方々、責任はあなただけがとる必要はない、「トップに言われたんだよ!」といいましょうよ。
盆栽ラップソディー
高松から嬉しいお知らせをいただきました。
141期シナリオ作家養成講座の修了生で高松に御在住の鵜川京子さんが、「さぬき映画祭第6回シナリオコンクール」(2022年)で大賞を受賞され、その受賞作が映像化になりました。
「盆栽ラップソディー」
盆栽づくりの盛んな高松市郊外、鬼無・国分寺町を舞台にしたお話です。
盆栽づくりが盛んな国分寺町で推し活に夢中で恋愛に興味のない楓26歳。人目に出ることも苦手な自称「へたれ」なオタク女子。
ある日祖父が盆栽園でイベントをすることになり、楓も手伝わされ、盆栽園で研修中の井上陸と知り合う。イベント直前祖父が倒れ、急遽楓が代役に。
公開は2月3日・4日に行われるさぬき映画祭2024でプレミアム上映されます。(無料)
さぬき映画祭では、香川県出身の高畑淳子さん主演の「お終活再春!人生ラプソディ」や高峰秀子さん生誕100年記念で主演の「二十四の瞳」を、また本広克行監督のトーク付きで「UDON」(06年)の上映など多彩なイベントを行っていきます。
鵜川京子さんは、64歳でシナリオ作家養成講座のオンライン授業を高松で受けられました。
「私は現在64歳です。地方在住でもあります。
できればシナリオで1本、短編でも映画が撮れたら、あるいはコンクールに入賞してそれが作品になればと夢みています。
これで終わればきれいですが、別の動機もあります。
切実な問題、老後の資金が足りません。
シナリオで月5万いや3万でも稼げないか、というのも本心です」
という洒脱な入学動機を描かれました。
現在67歳で夢を果たされました。おめでとうございます。
この映画を拡大したものも作りたいと意欲満々。
もちろん、まだまだ60代なぞ鼻たれ小僧ですから、新たな挑戦に頑張っていただきたいです。