ひど~い
シナリオ・センター代表の小林です。大雪の後で寒いけれどピーカンの表参道です。
まだちょっと凍結しているところもあり、足元が危ないところもあるようですが、ありがたいことにシナリオ・センターの周りはほぼ安全になっています。
能登半島地震は珠洲市から志賀町まで海底隆起が85キロも続いているとか、4メートル以上の隆起してしまった港では船に出港できないとか、液状化も激しく道路もでこぼこで、家も崩れたり、すごいことになっています。
こういう状態で復興はどのようにできるのでしょうか。気が遠くなるような惨状ですね。
先が見えない現在、せめて避難されていらっしゃる方々が体を休めることができたらと願います。
「被災者の生活をしっかり支えていく」とお上は断言していますので期待しましょう。
それにしても、世界中がろくでもないお上ばかりで心配ですが、目先の日本は最低な雰囲気。
本音トークで怒られてもすぐに発言を撤回すればOKと思っているかる~い副総裁、サインをしたかどうかも覚えていないやば~い文部科学大臣、秘書や会計責任者がやったことになんでもしちゃうずる~い議員たち、50億円も確認するまでもなく適切に使われていると宣えるノー天気なお上・・・etc etc。
私たちの税金を好き勝手に湯水のように使い、被災地にも貧困家庭にもわずかなお金しか渡そうとしない・・・こんな人たちは全取り換えしたいです。
ねりま映画サロン
シナリオ・センター出身で「古き良き文化を継承する会」の主宰をされている根本隆一郎さんは、「ねりま映画サロン」というオンライントークシリーズを作っていらっしゃいます。
練馬は、東映撮影所、東映アニメはじめアニメ制作会社や映像関連の会社も多く、映画、アニメの聖地とも言われています。
根本さんは、映画、音楽、舞台など大衆文化に対する豊富な知識と経験を元に、その有形無形の大衆文化財の散逸を防ぐため、保存がされにくい素材、関連資料を文化遺産としてきちんと保存並びに研究、継承していくことを目的に、「古き良き文化を継承する会」を創られました。
ただ保存・継承するだけではなく、それら文化を活かすために、広く不特定多数の市民や団体等を対象に資料を提供したり、様々なイベントを行っています。
また、文化・芸術の振興を図るため、次世代の人材育成を推進し、社会へと広げていくためのひとつとして「ねりま映画サロン」を立ち上げ、著名人の方から映画に関わる様々なお話をお聴きしています。
今回ご紹介するのは「ねりま映画サロン」第5弾。ゲストは西田敏行さんです。
西田さんが映画に憧れた少年時代から、名優森繁久彌、三國連太郎とのエピソード、過酷な海外ロケでの撮影秘話まで映画への想いをたっぷり語っています。
この配信動画は、第1弾佐久間良子、第2弾千葉真一、第3弾仲代達矢、第4弾伊東四朗さんらが出演しお話ししてくださっています。
現在の映画やドラマも大事ですが、過去を知ることから新しい発想も生まれてくるものです。
無料ですので、是非とも視聴してみてください。
映像∞文化のまち ねりま https://nerima-eizoubunnka.com
古き映画、テレビドラマを訪ねたい方には
根本隆一郎著「文豪文士が愛した映画たち 昭和の作家映画論コレクション」(筑摩書房刊)
新井巖著「洋画プログラムに夢中だった頃~1955~1988秘蔵コレクション大公開~」(言視舎刊)
柏田道夫著「アカデミー受賞作に学ぶ作劇術」(映人社刊)
浅田直亮刊「シナリオパラダイス~人気ドラマが教えてくれるシナリオの書き方~」(言視舎刊)