意味
シナリオ・センター代表の小林です。昨日はハタと気がついたら51回目の結婚記念日でした。だいたいここまで長くなるとすっかり結婚記念日など忘れているのは毎年のことで、どちらかというと、季節の行事や誕生会など記念日、イベント好きでマメにやる方なのに、なぜか自分の結婚記念日は忘れる。
昨日連れ合いが作ってくれた夕食も、日曜日のうどんすきの残りうどんを使った焼うどん。
全然、記念日っぽくない、当然忘れていた。お互いもはやどうでもいいことになってしまった。(笑)
でも、季節の行事とかイベントは大事にしたいです。昔から伝わる行事には人として大切なものがあるのです。
昔、京都の料亭の雛祭りに招かれた時、湯婆婆そっくりの大女将さんが、雛祭りというのはお姫様の性教育の日だという話をしてくれました。
ちらし寿司の具は、ゴボウみたいのもタケノコみたいのも人参みたいなのも色々な男性がいて、味わいは皆違うという意味で、蛤は女性の身体の説明だとか、菱餅は・・・ひどく哲学的(?)な話で思わず前のめりで聴いたことがありました。(笑)
なにごとにも意味があることを知ると、好奇心が広がりますね。
税理士さんと話をしていて、「税金払いたくな~い!」って言ったら、「クライアントの皆さんそういいますよ」って、だよね~!
二階議員の仏頂面バカヤロー会見や裏金議員の開き直りの態度、挙句に元皇室の某氏なぞの「裏金くらいは当たり前」みたい発言、ま、御父上もオリンピックでずいぶんとだったしね~。
もうこういう人たちの人を人とも思わぬ、私たちを虫けらくらいしか思っていない無神経さが本当にイヤ!
こういう人たちに税金を勝手に使われていると思うと、腹立ち以外になにもないです。
何度も言うけれど、国税庁はせめて調査に入って、きちんと遡って裏金議員たちに納税させて!
でないとインボイス制度でより青息吐息になっている庶民は、税金不払い運動を起こしますよ。いや、起こしましょう!!
正直者がバカをみる世の中を作ってはいけません。
ケの日のケケケ
今夜、NHK見て下さい。
昨年創作ドラマ大賞を受賞した森野マッシュさんの「ケの日のケケケ」が本日22時からNHK総合で放映されます。
この受賞作は、感覚過敏という、人にはわかりづらい症状を持つ主人公らの気持ちを、見事にしかも重い形ではなく見る人に受け入れてもらえるような優しいタッチで描いた作品です。
映像化した時に、その優しいタッチをどれだけ表現しながら、感覚過敏というものを知ってもらい、共感してもらうようにできるのか、これがカギではないかと思いました。
感覚過敏というのは聴覚、視覚、触覚や嗅覚などの感覚が過剰に敏感な症状を指します。
そんな感覚過敏を持った主人公あまねが、部活に入ることが校則という高校に入学し、校則を守りながらも人生を休憩したい人のための同好会「ケケケ同好会」を立ち上げるのですが・・・。
こうした感覚過敏を理解できない大人たちとできる限り穏便に付き合うことで自分の世界を守って行こうとするあまねの生き方を爽やかに描いています。
主人公の高校生は若手の俳優さんですが、脇を尾野真千子さん、岡山天音さんらが固めて、森野さんのケケケの世界を広げてくれているようです。
シナリオをお読みになりたい方は、月刊シナリオ教室23年1月号に掲載されています。
人は皆違うのだということを理解しないと知らず知らずのうちに他人を傷つけていることがあるのですね。心せねば。
親切も裏返せばお節介にもなるものですから。
4月期には、森マッシュさん脚本の「VRおじさんの初恋」(NHK総合)が放映されます。
こちらは「現実世界」と「バーチャル世界」。2つの世界を行き交いながら、人生において成功体験と言えるものが無い中年の独身男性、サラリーマンの直樹(野間口徹)初恋を描く新しい形のヒューマンドラマです。
【放送予定】2024年4月1日(月)スタート [総合] 毎週月~木 よる10時45分~11時00分
是非、ご覧くださいね。