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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

みんな違ってみんないい

新たな出発 桜

ばかやろ~

シナリオ・センター代表の小林です。春の嵐が吹き始めていますが、気候的にも社会的にも今年の嵐はすごいです。(笑)
とても不思議に思うのは、テレビニュースのほとんどが、なぜかトップは大谷選手なのですね。
もちろん大谷ファンの私としても心配ですけれど、いちばん大事なニュースかといえば、違うのではと思うのです。
一番は今は議員税金使い込み(?)問題でしょ。
私たちの税金が不正に使われていないかどうか、二階さんの50億はどう使われたか、私たちが納めた税金で、二階さんのお金ではないのですから徹底的に洗いましょう。
なにかというとうやむやにしてしまう昨今、不出馬を隠れ蓑にしないでもらいたいです。
しかも秘書は有罪だし、元の会計責任者も在宅起訴されているのですから、自分だけのうのうと逃げるってトップとして最低ですものね。
彼一人の問題だけでなく最低でも裏金議員が、おとがめなしはありえません。
この際ですから、議員の皆さんの税金の使い道をしっかり見させていただきたいです。
私たちの税金を横領しているとしか見えないですもの。違うというなら、ちゃんと証拠を出してください。
インボイス制度では、請求書と領収書をデータで残さなきゃいけないのです。不記載なんて何一つ許されないんですよ、国民は。
ご存じでしたか議員殿?
自分達だけ、領収書も請求書も記載もいらないってありえないですよ。94%の国民が怒っています。
マスコミは徹底して追及してください。
ばかやろ~って言われて、黙っているんじゃないよ、ばかやろ~。あら、お下品!(笑)

ご機嫌

見方とか考え方とかはみんな違ってみんないいといつも申し上げていますが、なるほどこういう考え方、やり方もあるのだと思わせてくれました。
朝日新聞の試写室(3/26朝刊)に「自分をご機嫌にするなんて、考えたこともなかったな。創作テレビドラマ大賞の森野マッシュ作品に目からウロコ」(略)
「『あきらめずに挑戦すれば』という青春の呪文にとらわれ過ぎた。生きづらい決まりは、変えればいい。『私たち、とってもえらい』と自己肯定も。もうじき入学式。周囲の期待に疲れ気味な子供たちに、休んでいいよのはなむけだ。」と。
昨日お知らせした創作テレビドラマ大賞受賞作、森野マッシュさんの「ケの日のケケケ」への批評です。

その通り、とても素敵なドラマでした。
感覚過敏の主人公あまねは、症状をわかってもらえないつらさを我慢しながら、周囲と上手に付き合っていこうとするのです。
「自分をご機嫌にする」というのは、「頑張ってはいけない」といっているのではなく、頑張らなくても頑張ってもどっちでもいい、自分がご機嫌になれるならということです。
必死に努力して記録を出すことがご機嫌な人は頑張ればいい。勉強して勉強して学年1をめざしたい人はそれでいい、のんびりしていたい人ならそれでもいい・・・人それぞれの自分のご機嫌を大事にしようというお話しです。
これこそが多様性ではないでしょうか。
どっかの議員が言う多様性とは異なりますが(笑)、色々な生き方があっていいのです。

人それぞれのご機嫌は違って当たり前で、それぞれのご機嫌を肯定しあおうよという森野さんのこの視点がとても好きです。
ついつい、このドラマの教師のように「頑張れ!」と言ってしまう。「君の才能をここで終わらせてはいけない!」と励ましてしまう。いいことのようですが、親切のようですが、本当にそうでしょうか。
このご機嫌視点ができる人が増えたら、気持ちのよい社会になるのになぁと思います。
4月、スタートを切るあなた。あなたのご機嫌を探して、楽し人生を歩んで欲しいです。
森野さん、あなたのご機嫌なドラマを楽しみにしています。

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