蒲団
シナリオ・センター代表の小林です。今日はちょっと寒い表参道です。
厚い蒲団をしまっちゃって、昨夜は震えて寝たというゼミ生の方のお話しに、思わず「私も!」。
暑かったり寒かったりはっきりしませんが、こういう時は、体調を崩しやすいのでくれぐれも注意しながら、ちょっと羽織るものを持って出るとかした方がいいようです。
来週以降はまた暑くなるようですが・・・。なんだかなぁ。
出身ライターの三島有紀子監督と山嵜晋平監督が、5/11公開の映画『蒲団』のチラシとポスターを持っておいでくださいました。
ちょうど150期シナリオ作家養成講座を行っていたので、10分ほどお顔出しいただいて宣伝を兼ねて受講生の皆さんにエールを送っていただきました。
三島監督、山嵜監督から「自分にしか書けないものが必ずあるので、描いてくださいね」と。
映画『蒲団』は田山花袋の小説を原案にして、主人公の小説家を脚本家にして現代に持ってきました。
弟子の新人脚本家の女性への愛情と嫉妬を描いたラブストーリーです。
脚本家という己の世界を描くことで、山嵜監督ならではの新たな『蒲団』が生まれたようです。
是非、ご覧ください。
創作テレビドラマ大賞公開講座
創作テレビドラマ大賞公開講座が、5月18日オンラインで行われます。
創作テレビドラマ大賞の今年の締め切りは7月1日の正午です。
この公開講座をご覧になって、コンクールに備えていただくと応募作品のテーマなども絞りやすくなるのではと思います。
第一部は講演で、ゼッタイ聞き逃したくない講演者の方々です。
・「オリジナルを作るために」古沢良太さん。
テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞の第2回で『アシ!』という作品で、ダントツの評価を受けて大賞を受賞し、その後プロとしてオリジナリティー溢れる作品で多くの人を魅了している古沢さんのオリジナルの話は聞き逃せません。『ALWAYS三丁目の夕日』日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞。
・「大賞受賞作『明日輝く』執筆のこと」シナリオ・センター受講生の竹上雄介さん。
「城戸賞」他多くのコンクールでの入賞経験を持つ竹上さんのコンクール受賞の秘訣をお聞きしたいものです。(受賞作『明日、輝く』のシナリオは月刊シナリオ教室2024年1月号に掲載してあります)
・「脚本家のなるために今できること」シナリオ・センター出身ライター武井彩さん。
フジヤングシナリオ大賞を受賞後、『夫婦の秘密』(2024)他多くのテレビドラマを手がけている武井さんが脚本家になるためのノウハウを教えてくれます。
また、制作側の講演者として、放送基金賞を取った大河ドラマ『龍馬伝』をはじめ多くの大河、朝ドラを手掛けたNHKドラマディレクターの梶原登城さんも講演されます。
第二部の座談会には、講演者の皆さん共に『カーネーション』をはじめ昨年大評判だった『らんまん』など多くの朝ドラを手掛けた松川博敬チーフ・プロデューサーも参加され、「時代が求める脚本とは?」を5人で。
座談会では質疑応答もあるので、こういうチャンスを逃さず、コンクール作品への糧にされるといいかと思います。
5/18土曜日15:00~17:30 お問い合わせは日本放送作家協会へ。