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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

いいような悪いような

面白い ストーリー は「なんだろう?」で惹きつける

新井語録

大好きな日本

シナリオ・センター代表の小林です。政倫審に全く出席する意志はないそうです、裏金議員参議院29名、衆議院44名。
森氏の再聴取も首相はしないのだそうです。
森氏本人に言わせれば岸田首相が聴取したという電話は「ご機嫌伺い」をしただけのようなので、「再」じゃなくちゃんと聴取をするべきでしょう。何一つまともにやっていない。
自民党という政党は、全く反省をする気がないし、させる人もいないのだということが如実にわかり、こういう人たちにいつまでも高い給料を払って嘯かれ続けるのかと思うとウンザリします。
「盗人猛々しい」というのはこういう人たちのことを言うんでしょうね。
本当に悲し過ぎて日本にいたくなくなってしまいます。
もうこういう状態が続くのなら、全国民で日本を見限りませんか。

日本を見限ってカナダで難民認定を受け、幸せをかみしめている同性カップルの記事が朝日新聞に掲載されていました。
カナダは性的少数者の権利を保護して難民認定をしてくれるのだそうです。
日本は、全くこういう思考はないのです。
親族と認められない、親権者になれない、配偶者控除もない、福利厚生はもちろん法制相続権もなく遺族年金ももらえない。挙句に政治家や秘書官が差別発言を平気でする。
お上がこういう態度だから、一緒に住むのもままならない、職場でセクハラを受けたり、親族までもまともに対応してくれない。
何故カナダが難民認定をしてくれたかといえば、「性自認や性的志向を隠すことが強要されることは、基本的人権の重大な侵害で迫害に相当するからなんですよ、日本は。
主要7か国(G7)で、同性カップルに結婚と同じ権利を認めていないのは日本だけです。
昨年カナダは3万7千人もの難民認定をしているのに日本は303人。
自分の利権しか考えず、いつまでも鎖国しているような、この狭い価値観しかない日本に住みたくなくなるのは当然ですよね。

裏と表

人間は裏と表で生きています。
ドラマでは、キャラクターには二面性を作れと言います。
清廉潔白でやさしい人だけでは共感を呼ばないからです。
憧れ性だけではなく共通性があることで、人物に深みが出て、人物がイキイキとするのです。
昔は善玉と悪玉にしっかりと分かれていて、最後のテーマは勧善懲悪をはっきり見せてお客様から拍手喝采というストーリーがほとんどでした。
今は、人物を描くのに善い人、悪い人で切り分けたら、パターン過ぎて面白くないと言われてしまいます。
人物描写をイキイキと描き、その人物が動き出すことによってストーリーが展開するのであって、最初から波乱万丈に創ってもダメなんですね。
だからこそキャラクターをしっかりと創りこむことが大切だということです。

ですが、ドラマでは観客から見て必ずしも作者の創ったキャラクターが、作者の思っているようには感じられないことがあります。
では、どうすればいいか。
昔から、善玉悪玉の基準というものがあります。
善い人は「保護を要する者を助ける」、悪い人は「保護を要すべきものをいじめる」弱者だけではなく、美しいものを破壊するとかもそうですね。
この簡単な理屈、感覚的なものなので、そこを逆手に取って優しいキャラクターだとか悪い奴とかを創ってみましょう。

後援者・支持者にはニコニコと優しく対応しますが、実は大変な利権屋。
昨今の政治家のキャラクターですが、さてさて、観客は共感してくれるでしょうか。

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