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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

創作

150期修了式 オンラインの方へ修了証書授与

個人の自由

シナリオ・センター代表の小林です。猛暑、もうこの言葉は、なんの驚きも呼びません(嫌な時代ですね)。
さて、これからどのくらい続くのでしょうね。くれぐれも暑さ対策はしっかりとってくださいね。
朝から暑い表参道ですが、それでも静岡や名古屋に比べれば、風もちょっとあるし、何とか動けます。
こういう時こそ、オンラインは有難い。ご無理なさらず、講座もゼミもオンラインで授業を受けてください。
こんな時は通学だけしかなかった頃と違って、お近くの方から遠方の方まで全国津々浦々の方々が集まれるって本当にありがたいです。

国はもちろんのこと東京都知事選でも、少子化対策を色々と打ち出しています。子供がいなくなれば人類は消滅するわけですから、人類が絶滅危惧種にならないように本気で考えなくてはいけないのでしょう。
ですが、異次元の少子化対策をはじめ、本気で考えているような長期的な対策はほとんどありません。
唯一若者が豊かな暮らしができるようにするというのはありかと思いますが、将来の労働力、成長維持のための経済優先、組織優先の考え方では、真の解決策など生まれようもないのです。
子どもを持つかどうかは個人の自由です。
産め!産め!と勝手に音頭をとるのは、社会の組織を維持するための犠牲を求めるもので、勝手に産ませないかった旧優生保護法と同じことだと思うのです。
子どもを産み育てたい気持ちに個人がなれるかどうかは、豊かな暮らしと未来が見える成熟した社会であり得るかどうかが大きいと思います。
今のろくでもない社会では到底子どもの未来は考えられないので、マッチングアプリで結婚しろと言われても、子ども手当を出すと言われても、どんな支援をされても大して心は動かないと思います。
子どもの出生率は、社会の指針でもあるかもしれません。
年金を支えられないからとかで、国のために子どもを作れといわれても、それは第二次世界大戦に向かっていく中で兵隊が欲しいだけの「産めよ増やせよ政策」と変わりありません。
豊かな未来がある社会に変えようと本気で考えない限り、国や都の方策は、私たちにも子どもたちにも1寸先の闇としかみえません。

なかよし150期

昨日も書きましたが、今日は150期シナリオ作家養成講座の修了式です。
講座では、私は開講と修了の時にしかご挨拶しないで、今回も6ヵ月ぶりに受講生の方々にお会いします。
修了証書はお一人お一人にお渡しする、オンラインの方にもその場で修了証を読み上げてエアー授与。これがシナリオ・センター式です。受講生の皆さんからお言葉をいただきます。
昼の部では、皆さん、楽しかったとおっしゃってくださり、いい笑顔を見せてくださいました。
それもそのはず、この150期は70%くらいの方が皆勤賞なのです。
不思議なことに期によって、すごーくやる気がある期とか仲良しの期とかちょっとおとなしい期とかあって、これは講師とかの問題ではなく、その期に集まる人の構成によって面白いくらいに違います。ドラマと一緒です。
この150期は、みんな明るくて仲良くて、本当にいい感じの雰囲気の期でした。
しかも昼の部と夜の部が仲がいい。飲み会もよくしています。
オンラインやLINEなどで昼夜の壁も越えちゃえるのですね。
今夜も修了式後、皆さんでお集まりされて、お祝いの一献傾けるそうですよ。

幸いなことにシナリオ・センターの講座は、途中で挫折する人が少ないのが特徴です。
毎週の宿題を出せない方はいらっしゃいますが、講座を辞めるという選択をされる方はほとんどありません。
基本を学ぶって、知らないことを知っていくってめちゃくちゃ楽しいからでしょうか。
書けるようになっていく自分が楽しいからでしょうか。
プロになるためには、ともかく書き続けることしかありませんから、楽しんで楽しんで描いてください。

始めの一歩を修了された皆さん、おめでとうございます。
次のステップに、プロを目指してください。

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