いいこともたまには
シナリオ・センター代表の小林です。来週には梅雨明けになりそうだとのことですが、その前に警報級の大雨が全国的に降るようで、災害が起きないことを祈るばかりです。
家が流されたり、水に浸かったり、潰されたりしては、いくら命あってのものだねといわれても、生活もままにならなく、相当の苦労をしなければなりません。
能登を見てもわかるように、個人の力ではどうにもならない時にこそ、規模の大小に限らず全面的に国が力を尽くすべきだと思うのですが。人がきちんと生きていけるようにするのが国家の仕事ですよね。
来週、岸田首相が謝りに行くらしいですが、旧優生保護法が憲法違反とされて社会に認められたことは、今更とは思いますが、本当に良かったと思います。
性同一性障害特例法の外観要件も、憲法が保障する『身体への侵襲』を受けない権利を放棄して手術を受けるか、性別変更を断念するかの二者択一を迫ることは違憲の疑いとしてあるとして、広島高裁は手術などしなくても性別の変更を認める決定をだしました。よかったですね。
しかし、外観要件っていうのも難しいですね。
「公衆浴場などで異性の性器を見せられない利益を保護するため」の目的があるというものの、とはいえ、旧優性保護法のようにあくまで人間の本質としての問題で人が決めることでもないと思います。
トランスジェンダーの方の中でも様々なご意見があるみたいですが、今まで生きづらさを感じていた方には少しでも朗報だと思えたらいいです。
本当に苦まれながら生きてきたトランスジェンダーの方を傷つける人がいなくなってくれたらいいのですが。
夏だからこそ
夏休みというと、「夏期合宿、やりた~い!」と思ってしまう私がいます。
夏期合宿って、シナリオ・センターができた頃から、湯河原や箱根などでやっていました。
本格的に300名前後の夏期シナリオ大合宿を始めたのは1991年、今から33年前です。
で、毎年2泊3日、朝から晩までホテルにこもってのシナリオ漬けという感じで、2011年の東日本大震災が起きるまで続きました。
震災後は泊りがけという形でなくシナリオ・センターの中で行う夏季セミナーの形でやってきたのですが、コロナはもちろん、昨今の夏の暑さは尋常ではなく、人が集まるのもね~ということで、ちっちゃなイベントを少しだけという風になっています。
さて、この夏はというと、夏期セミナーという形ではやりませんが、夏だからこそのイベントが沢山あります。
まず第一弾、7/12・19「乙女ゲームシナリオ入門講座」
ゲームシナリオを書きたいけれど、どうやって描くのという方のためのまさに入門中の入門。基本の基。
だから、これだけ知っておけば、様々なジャンルのゲームシナリオを描くことができるようになります。
7/25はピンポイント講座、「自分の作品タイトル、いつも今イチなんだよなぁ~。でも、インパクトのあるタイトルを、どうやって付けたらいいかわからない!!」
そんな悩みを持つ方のために「120分でガラッと変わる!タイトル劇的改善講座」
タイトルは作品の顔。ドラマも映画も小説でも、まずはタイトルを見て決めますよね。一瞬で惹きつけ「観たい!」「読みたい!」と思ってもらうことが、と~っても大事。
ご参加のみなさんには、過去作のタイトルや、これから応募したい、発表したいという作品のタイトル案を持ってきていただき、それを基にブラッシュアップしていきます!
8/24・31は、「ネタが浮かばない人のための発想法とメンタル強化法」
「ちびまる子ちゃん」など数多くのアニメを描かれている出身ライター田島久子さんが、ご自分の経験を基に、シナリオライターとしてより良い力を出せる方法をお教えしてくれます。
8/27締切『トップシーン脚本大賞』
トップシーンだけで、ワクワクするドラマを競うのが『トップシーン脚本大賞』です。
2022年開催時に、1569本の応募があった『トップシーン脚本大賞』みんな大好きですよね。
タイトルと、イメージをかき立てるトップシーンだけを書いてください。
今回はお題があります。
『恋愛青春もののトップシーン』文字数140字以内
全体の設定やストーリーは関係なく、ただただ先が気になるトップシーンを描いてください!
9/3Yutubeで発表です。
ま、夏期合宿がなくたって、楽しいイベントをいっぱい作りました。是非、参加してください。
暑い夏こそ、熱く燃えて、ステップアップの夏にしましょう。