貧困
シナリオ・センター代表の小林です。夏休みに入ったのに、シナリオ・センターの近所では子どもの声は聞こえず、姿も見ません。昨年までクレヨンハウスがあったので、子どもの姿を見かけたものですが・・・この暑さでは外で遊ぶことの方が危ないですけれどね。
子どもの生活形態も変わってきていて、やれ塾だ、お稽古事だのに忙しく、友達と遊ぶ余裕もないし、今は友達の家に遊びに行くという行為すらないらしいですね。
最近、こどもの貧困がよく言われます。
夏休みになると必ずニュースになるのが、給食がないため家庭で十分な食事がとれない子どもたちの話。
東京・豊洲子ども食堂は、ラジオ体操に来る子供たちにパンと飲み物を配布しはじめて喜ばれているとのこと。
全国の子ども食堂はそれぞれの地域に合わせた夏休み対策を練って、何とか給食に変わるものを食べさせたいと思っています。
にもかかわらず、お上は相変わらず高いホテル朝食を食べ、高い料亭で密談している・・・、こんなことを平気でできるのは、頭の片隅にも「食べられない子どもがいる」なんて露とも思ってもいないからでしょうね。もし、わかっていたら鬼畜にも劣ります。
前にも書きましたが、子ども食堂を視察に来たお上の言葉は「美味しいカレーですね」ですからね。
政治家得意の「真摯」に考えているのなら、「カレーがうまい」ではなく、まずこういう子ども食堂が学校より多くなって来たことへの反省を基に、政府がどうすればいいのかを訊くなり、子どもの貧困にどう向き合えばいいのか、子ども食堂の在り方などをちゃんと見つめるべきです。
この国は本当に腐っていると思います。
夏休み
大人の夏休み第一弾! 明日8/25のワンポイント講座は、
『これしかない!』と思えるタイトルが思いつく!題して『120分でガラッと変わる!タイトル劇的改善講座』。
暑くて外には出にくい方も、オンラインでも受講できます。
これから、シナリオコンクールが秋にかけてたくさんあります。
コンクールの惹きの第一はタイトル。
「おっ!」と審査員に思わせられたら、まず第一関門突破!
魅力的なタイトルだったらじっくり中身を読もうと思ってくれるはずです。
なので、「自分の作品タイトル、いつも今イチなんだよなぁ~」
「インパクトのあるタイトルを、どうやって付けたらいいかわからない!!」
そんな悩みを持つ方は是非!
なにしろ、タイトルは作品の顔ですから。
そこで、今回のワンポイント講座では、魅力的なタイトルを作るためのコツを120分で伝授。その上、実習付き。
①たくさんの事例を見て、インパクトあるタイトルの共通点を探ります。
②タイトルの役割や目的を知ったうえで、特徴やパターンを学んでいきます。
で、受講される方々は、みなさんの過去作のタイトルや、これから応募したい、発表したいという作品のタイトル案を持ってきてください。
元々のタイトルから、いろんなバリエーションを考えてみて、たくさんのアイデアの中から一番ピッタリとくるタイトルを導き出します。
講座を元に、そこから様々な切り口でブラッシュアップして、「これしかない!」というタイトルで攻めていきましょう。
コンクールにも是非使って使ってほしい、超実践的な講座です。
シナリオ・センターの夏は創作時間にしましょう。こんなお手伝いもできますよ。
8/24.31は「ネタが浮かばない人のための発想法とメンタル強化講座」、8/26「演劇台本コンクール」の傾向と対策を劇団青年座の川上さんから。8/20ジュンク堂書店池袋本店で「シナリオ・センターが伝える14歳からの創作ノート刊行記念ワークショップ」(小学生から高校生まで)