しゃれおつなお店や人々が行きかう街、表参道。そこで働くシナリオ・センタースタッフの見たもの触れたものをご紹介します。
シナリオ・センターの新井です。
明日8/7(水)ボルテージ主催「恋ゲームシナリオ・イラスト大賞」の恋ゲームシナリオ講座です。全90分の講座は、3部構成になっています。第一部では「恋ゲームシナリオのドラマチックな構成の作り方」。私はこの部分を担当します。
第二部は「恋ゲームシナリオの押さえておきたいポイントとは」を、シナリオ・センター出身ライターで、現役で恋ゲームを書かれている青木さんが、第三部は、ボルテージのご担当の方自ら「恋ゲーム業界の動向と展望」をお話し下さいます。
・講座内容
第一部:「恋ゲームシナリオのドラマチックな構成の作り方」
第二部:「恋ゲームシナリオの押さえておきたいポイントとは」
第三部:「恋ゲーム業界の動向と展望」
ちなみに、第2回「恋ゲームシナリオ・イラスト大賞」の締切は、9/30(月)です。詳しくは、こちらから
いわゆる映画やテレビドラマなどに代表される映像シナリオが作るドラマと、恋ゲームが作るドラマの違いはあるのかと言われれば、答えはNOです。
基本的なドラマの作りに関しては、全く同じです。明日の準備をしていて思いましたが、恋ゲームは、キャラクターの設定、構成、人間関係による葛藤など、わかりやすいくらいしっかり作られていると思いました。近いジャンルで言えば、アニメや漫画でしょうか。
恋ゲームの基本的な構成については、明日詳しくお話をしますが、シナリオ・センターが教えている映像シナリオの技術できちっとご説明ができます。恋ゲームは、驚くほど基本に忠実です。
ゲームの場合は寝転びながら、電車に乗りながらなど、「ながら」の状況で接することが多いのではないでしょうか。そのため、設定は少し捻ってありますが、構成はある程度わかりやすくしているのだと思います。
構成の基本ってなんだっけ?と思ったら、シナリオ・センター受講生は「構成の実際」を。受講生以外の方は、是非、基礎講座の受講をお薦めします!
だって「こんなドラマは面白いに違いない!」とイメージを膨らませるのは、誰でもできます。それを才能とかセンスと言ってもいいかもしれません。
ですが、“こんなドラマ”をシナリオ化する(=誰にでもわかるように書く)ためには、組み立てるための技術が必要です。技術の習得にはセンスはいりません。習得する意思があれば大丈夫です。シナリオの技術を体系的に学んで、身につけた方がはじめて、あなたの才能とかセンスを活かすことができます。