尽
シナリオ・センター代表の小林です。夏休み明けすぐに2日間ほどお休みをいただき、体調を崩したのではとご心配の声をいただきました。確かに暑い毎日でしたが、幸いに私自身は元気に過ごせました。
実はお盆の送り火の朝、心臓を悪くして入院していた義兄が急逝し、夏休み明けに泊りがけで葬儀に参列となりました。
連れ合いの兄で私とはまったく他人なのですが、「兄弟だけでいるとクリープのないコーヒーみたいなので私が必要だ」とおっしゃってくださり、長年クリープとして、温泉や昨年は台湾旅行に連れていってもらいました。筍堀りが大好きで毎年孟宗竹と真竹と2回送ってくれました。
入院された時も「早く良くなって・・・」と励ましを書いたら「筍が心配だけだろ」と返してくるので、「当り前じゃ!」と・・・LINEでは、いつも冗談を言い合っていました。
それだけにとても寂しいのですが、ちょうどお盆の送り火の朝に逝ったので、7年前に逝った義姉(義兄の奥様)が一緒にいこうと迎えに来て喜んでいったのだろう、虹の橋には愛犬も待っているしねと連れ合いと慰め合っています。
去年今年と、親しい友達や知り合い、身内が相次いで亡くなり、一体どういう年周りなのだろうと思っています。
義兄の戒名の院号は尽行院、他人によく尽くしてこられたからとご住職のお言葉に、「なんでろくでもない奴はいつまでもはびこっているんだよ!」とニュースを見ながらに毒づきたくなる私です。
折しも総裁選の話題。どの人も裏金まみれに旧統一教会や日本会議などのバック付き、だいたい何をしても罪に問われないから反省もしない人たちの税金泥棒集団に何を託せましょう。
人徳のある人はいないのか、まともに国民を思う人はいないのか、毎日憤りばかりが募ります。
義兄はもうろくでもない世の中を味あわないで済むのですね。ちょっぴり、うらやましいかも。
創
休み明けの久々なのに、暗い話題から始まって申し訳ありませんでした。
なので、直近のメチャためになる楽しいイベントをご紹介します。
明日8月22日、下北沢の本屋さんB&Bで、出身ライターの政池洋祐さんと弊社の新井一樹が、新井の新書「シナリオ・センターが伝える14歳からの創作ノート」(KADOKAWA)の出版記念として、創作のコツのお話しをします。
政池洋佑さんは、ご存じのように「ハケンアニメ」でアカデミー賞優秀脚本賞受賞、「スナイパー時村正義の働き方改革』で日本民間放送連盟賞テレビドラマ番組部門最優秀賞受賞されていらっしゃる、今売れっ子のライターさんです。
私は政池さんの作品が大好きなのですが、彼のすごいところは「晩酌の流儀3」「ミス・ターゲット」「ハコビヤ」「秀吉、スタートアップ企業で働く」「晩酌の流儀3」「シガテラ」「春は短し恋せよ男子。」「クレッシェンドで進め」「晩酌の流儀 年末スペシャル ~一年の最後に、最高の一杯を~」「ゲキカラドウ2」「晩酌の流儀」「ゲキカラドウ」「スナイパー時村正義の働き方改革」「映画 THE3名様Ω これってフツーに事件じゃね?!」「ハケンアニメ!」(映画)など等作品群をご覧になればわかるように多種多彩な作品を描かれること。
先輩の岡田恵和さんも「政池さんうまいですね、勢いがあって」とおしゃっています。
そんな政池さんと弊社の新井がコラボして、「大好きな創作なのに、思うように書けない……」「昔は物語を書いていたけど、最近はあんまり……」という方や「魅力的な物語をどんどんつくりたいから、秘訣を知りたい!」という方へ、創作を楽しみながら書き続けるための方法を大公開します。
おふたりで、登場人物の作り方、動かし方、世界観のアイディアの出し方、構成の立て方などをわかりやすくお話しされるそうです。
新書は「14歳から~」というタイトルなので子供向けのように思われがちですが、「から~」ですから、その上の方も入っているんですよ~(笑)
先日も、某大手メーカーの方が、仕事で本を出すためにヒントになる本を探していたら、あまりにもわかりやすく、自分でも創作できそうと自信がついたと。ストーリーとシーンの違いなどは「目からウロコ」だったというお言葉をくださいました。
創作に関することなら、「なんでも!」のシナリオ・センターですが、そんなシナリオの技術、映像表現を実際の作品作りのエピソードなどを交えて、政池&新井コラボでは、楽しくわかりやすくお話ししてくれそうです。
夏のひととき、下北沢の本屋でちょっと元気をもらいませんか?コンクールにも役立ちそう。