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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

やるべきこと

自分の頭で

トップって

シナリオ・センター代表の小林です。ノロノロ台風10号は未だに九州、四国で停滞、あちらこちらに雨雲を飛ばして(?)大災害をもたらしています。
今朝ニュースを見ていたら、いつもちょろちょろの目黒川がしぶきをあげて轟々と流れていて、都内でもあちこちに洪水警報が・・・。
「経験したことのない~」フレーズが出たところで、もう過去の事例などは何も役に立たない気候のように思えます。
それだけに知恵絞ってみんなで気をつけましょう。
旅行中で帰宅できない方も多いようですね、無事お帰りになれますように。

そういえばニュースのインタビューで、電車が止まって帰れないと会社に連絡したら、上司から「なんでこんな時に出かけたんだ、バカ!さっさと帰ってこい!」って怒鳴られたという若者が…あれれ、どっかのお上に似ている。
こういう人達がまだいるから、社会が優しくならないのだと思います。
兵庫に住む友人が、「もう、恥ずかしいよ兵庫県」って。わかります(笑)
自殺までされた元局長は県の公益通報窓口に通報しているにもかかわらず、勝手に県は通報者への不利益な扱いを禁じた公益通報者保護法の対象外と判断しています。
だったらこんな窓口は形ばかりでまったく意味がないです。
内部告発ってすごーく勇気がいる、よほどではないとやれないことですから、そこを汲んできちんと内部調査をしなくては。
知事にヨイショしたみたいな調査ではだめです。
詳細がわかるのはこれからでしょうけれど、この知事の傲岸ぶりを見ている限りなかなかのクセ者。
森友の時もそうですけれど、部下を自殺まで追いやったことへの自責の念はないのでしょうか。
上の者が下の者へ責任を取らせるようなことは絶対してはいけません。トップって責任をとるためにいるんですよ。

伝える技術

今日で、4回のシナリオ短期集中講座が修了します。暑い、受講生の皆さんは頑張ってくださいました。
この短期集中講座って1回2時間半、超駆け足でシナリオの基礎技術をお教えするのですけれど、わずかな時間でいっぱい詰め込んでいるにもかかわらず、受講生の皆さんも果敢に攻めていらして宿題をちゃんと出してくれます。
短期集中講座の場合は、超駆け足なので集中を切らさないという意味もあって、毎週提出された宿題をその日のうちに返却します。
そのために、シナリオ・センターに添削講師が集まって添削します。
家での添削もお願いできるのですが、あえて来ていただいています。
というのは、講師同士で添削を共有することによって、よりよい間違いのない添削をお返しできるからです。
シナリオ・センターの講座は、添削が命です。どの講座も宿題が出ます。
創設者の新井一はインプットしたらアウトプットしないと定着(技術になる)しない。そして、添削をしてもらう事で客観的に自分の描いたものを見ることができると言っています。
知識を入れるだけでは使い物にならない、その知識をアウトプットすることで知識が技術になるのです。
技術になって初めてシナリオを面白く描けるようになるのです。
なによりも、頭の中で何を思っていようが他人には伝わりませんものね。シナリオの技術は伝える技術。
上手に伝えることができる人が増えれば、きっと社会は優しくと思うのですが。

過去記事一覧

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