腹立ち
シナリオ・センター代表の小林です。とりあえずという感じで、台風10号は去りました。
これから被害に遭われたところは修復が大変です。
いつも、不思議に思うことですが、災害に遭われた方々の立ち直る姿、果敢に前を向いて頑張る姿は良く報道されますけれど、困っている方の姿って直後くらいしか報道しません。
もちろん「こんなに大変、こんなに最悪」ばかりでは辛いですが、現実に困っていることをちゃんと世の中に知らせていかないと、安全な場所にいる者はどうしても他人事になって、忘れてしまうのではないかと思うのです。
それに日々、困っていることも必要なことも変ってくると思うのです。
難しいですが、日本は災害大国です。
いつだれがどうなってもおかしくない国ですからお互いが助け合える体制を作っていきたいです。
台風10号の被害が大変な時に、相変わらず自民党は自分のことばかり。
総裁選は改憲が焦点とか言って、やたら改憲を言いまくっていますが、冗談じゃない。
憲法というのは、こういうろくでもない人達から国民を守るためにあるもので、国会議員が自分たちで改憲しようとするなんておかしな話なのです。
憲法を守るのは「国の統治者」。つまり、政治家、警察や裁判官など、国家の権力を預かる公務員です。憲法を決めるのは「国民」です。
国民の権利と自由を国家権力の濫用から守るために、憲法は国民主権を確立し、権力分立を定めているのに、なんで権力者の都合のいいように変えようと御託を並べているのでしょうか。
泥棒たちが泥棒をよしとする憲法にしようとするなど言語道断!本当に腹が立ちます。
秋の模様
先日9月9日、青山ブックセンターでの出身ライター川上徹也さんと弊社の新井一樹との対談イベントのお知らせをしました。
さすがの秋になると色々楽しいイベントが出てきます。
9月26日から29日まで国立新美術館で行われる「インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル 2024」
歴代最多となる全33校!240本を超える学生アニメーション作品の「最前線」をご覧いただけるお祭りです。
その中で特別イベントとして、出身作家の黒坂圭太さんの公開ライブ&トークイベント 「木を見たから森が見える!」が行われます。
黒坂さんは、武蔵野美術大学教授であり、国内外でカルト的な人気を誇るアニメーション作家。
公開ライブドローイング&トークイベントで、7年ぶりに創造の過程をライブで披露し、トークでは、個人アニメーション作家としての経験と、40年にわたる教員経験を振り返りながら、2026年の完成に向けて進めている新作についてのお話も聞けるそうです。
日時:9月28日(土) 17:30〜19:30
会場:国立新美術館3階研修室
是非、黒坂圭太さんの独特なアニメの世界をお楽しみください。
出身漫画原作者のしろうーろんさんのコミック2巻目が発売されました。
「賢者ならうちで寝ている」(シルクコミックKADOKAWA)
異世界からやってきた賢者メルラッド。
彼氏に振られた日に自販機から転移してきたメルラッドに出会い、居候されてしまう不和莉麻。
異世界ものは、異世界へ転移し、異世界で頑張る話が多いいのですが、これは、異世界から日本へ転移してきて、なんとニートになりたいと思っている賢者という設定。
異世界では賢者だったのに楽して生きたくなっちゃった主人公のキャラクターが面白く、それに振り回される莉麻との嚙み合わない掛け合いも魅力的です。
2巻目では賢者メルラッドを追って転移してきた従者のサーマも加わってどんどん面白おかしな展開になっています。
是非お読み下さい。あ、1巻から是非。(笑)
最近は、ライターズバンクのオファーも漫画原作増えており、そこからアニメや実写へと進ませる方法が盛んなようです。
しろうーろんさんの設定、キャラクターづくり、勉強になりますよ。