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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

前向きに

橋田賞授賞式

シナリオ・センター代表の小林です。今日表参道はちょっと秋めいています。
また残暑がぶり返すとの予報ですが、高くなってきた秋空を見るとちょっとほっとします。

私事ですが、人の名前は出てこない、3歩歩けば何のために席を立ったのか忘れる、講義中横道に反れると本道へ戻すのが大変、人の顔を忘れる、友人たちとは「アレソレコレ」だけで会話をする・・・そんな日常に、脳ドッグで要再検査とひっかかり、認知症?脳梗塞?ドキドキして再検査に行きました。
MRI、CT、超音波と脳から心臓まで丹念に調べていただき、幸いセーフ、まだ大丈夫でした。あくまで、まだですが。
しばらくはなんとか頑張れそうです。8年上り坂の占いもでていますし、まだダメにはなれない。(笑)

裏金議員の堀井学さんは公職法違反に問われ議員辞職されましたが、今また話題になっている下村元文科相や丸川元五輪相始め、堀井さんよりいっぱいもらっている裏金議員は不起訴になっています。
この違いって いったい何なのか、検察は理由を明らかにしないですが、これって、少なくとも国民のお金を使っているのだから、不起訴にした理由をきちっと述べるべきですよね。
お握り1個盗んで、罪に問われる人との違いを聞かせてもらわないと、不信感は募るばかりです。
検察は“不起訴にした理由”を公表しなくていいということになっているのだそうです。
何故なのでしょう。
理由を明らかすることで冤罪も防げる気がします。
反対に明らかにしないと、検察のさじ加減一つで犯罪者を社会に野放しにできるということもあるわけで、まさに裏金議員の処分はそれでは。
自民党総裁選、衆議院解散も近いので裏金議員が次々と起訴されるとまずいという政治家たちは、検察の権力に守られ、やりたい放題できるんですね。
検察は、与党の政治家が大事。国民は唾棄すべきものとしか考えていないのですか。
違うというのなら、検察は国民にきちんと不起訴の理由を明らかにするべきです。
そういえば、裏金議員も旧統一教会議員もみーんなよく忘れますよね。そんな人たちに日本のかじ取りをさせるのは、老人に運転をさせるよりも危ない。辞めるトップが韓国へ行くのも挙動不審?大丈夫?
国会議員全員MRI、CT、超音波などできっちと頭を調べてみてはいかがでしょう。

今日は企画書講座が開講します。
企画書の肝は書式じゃない!アイデアを「魅力的な企画に変える」ための講座です。
9/30締切の「TBS NEXT WRITERS CHALLENGE」の企画書提出にもプラスになるよう課題も出されるようです。
ぐっと心をつかむ企画書とは、さて、どんなものでしょう。

TBSさんの締め切りが終わると「橋田賞新人脚本賞」の締め切りがあります。
こちらは10/15短編部門、10/30長編部門が締め切りとなります。テーマは「家族」

9月29日、橋田文化財団の公開セミナーがあります。
第一部は、石井ふく子さんと俳優竹下景子さんの対談 
テーマ「家族」ななかなか難しく、放映していただける作品がでていないの現状です。
橋田賞の重鎮でありギネスにも載る98歳の現役石井ふく子プロデューサーのドラマ、舞台づくりのお話しをお聴きすると、橋田壽賀子さんが求める「家族」像がちょっと掴めるかもしれません。
第2部は、「山田太一さんの作風と素顔」と題して、長谷川佐江子さんと鈴木嘉一さんの対談
山田太一さんの記事を多数書かれ、テレビドラマなどに詳しい元読売新聞の鈴木嘉一さんが、山田太一さんのシナリオのお手伝いをされていた次女の長谷川佐江子さんからどんなお話しを聞き出してくださるでしょう。大好きな山田太一さんの素顔を知りたいです。山田さんの考える「家族」に迫ります。

創作はそれぞれ作者の感性(作家性)が大事です。
山田太一さんや石井ふく子さんの作家性をお聴きして、自分の作家性を磨きましょう。
また、その感性を生かすも殺すもシナリオの技術です。
なぜなら、シナリオの技術は伝える技術ですから。
溢れる「家族」への想いを、どう見せるかはあなたのシナリオの腕、技術次第です。

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