騙されない
シナリオ・センター代表の小林です。なかなか残暑がきつい毎日です。
ここのところ、総裁選や代表選の候補者の話を聴く機会が多くなりました。
聴いているとイライラしてきて、夏バテの身体がより悪化してしまいそうなので、もう聴くのはやめようかと思ってしまいます。
国民が一番変えるべきおかしいと思っている裏金、派閥、政治活動費の廃止も文通費の透明化も政治献金・パーティーも夫婦別姓もetcetcはすべて棚あげて、で、なぜか憲法改正を前に出そうと。
話を聴く限り、自分達は今まで通り権力に胡坐をかいて利権をむさぼり、国民は「お国のために死ね」という世の中を作ろうとしているとしか思えません。
今の政治家に「百年の計」を建てようとする人も建てられる人もいないことはよーくわかっていますが、国民は、これでいいと思ったり、仕方がないと思ってはいけないと思います。
もっとも不愉快なのは政治家の言葉遊びです。
兵器を装備品、戦闘を武力衝突、墜落を不時着、裏金を還付金、緊急事態条項を緊急政令とか軽―く軽―く見せようと言い換える、真摯とか丁寧な説明と同じで何も意味をなさない、言葉として意味がない、もちろん心もないのです。
形容詞しか言わない人は中身は空っぽだと思った方がいいし、勝手な思い込みで国民の声をシャットアウトする人は危ない・・・で、誰がいいのって?い・な・い。
私たちもきちんと見つめて、きれいな言葉に騙されないようにしないといけないと思います。
たかが総裁選のニュースで内閣支持率など上げては、政治家の思う壺です。
マスコミは何を怯えてか大本営発表を繰り返し、検察も裁判官も官僚も人事権を握られていいなり、誰一人信じられない世の中です。
自分の目で見つめ、よく聞かなくてはと思います。
ライターズルーム
BSや日本テレビのコンクールは、よい作品そのものに対しての受賞とともにハリウッドのライターズルームを手本に、新しいライターを探すことに力を入れています。
9月21日行われるTheミソ帳倶楽部でも、映画『カラダ探し』の企画プロデューサーである原 祐樹さんが代表を務めるゴーストゲート・フィルムズのライター募集に合わせて、プロデューサー、監督、脚本家、VFXディレクターと幅広く活躍する原さんのお話をお聴きします。
企画プロデュース、脚本原案、監督(4~5話)の3役を務め、第57回ギャラクシー賞を受賞した2019年放送のテレビドラマ『スカム』や、企画プロデュースした映画『カラダ探し』などの作品をもとに、原さん自身の創作の根っこについて迫ります。
そんな原さんが「世界的コンテンツを創りたい」という想いに賛同して一緒に大きな夢を目指してくれる仲間づくりとして『ゴーストゲート・フィルムズ「ハリウッド式ライターズルームのメンバー』を募っています。
そこで、募集内容について、ハリウッド式ライターズルームを作ろうとした背景、求めている脚本家像などを伺います。
ハリウッド式のライターズルームについて知りたい方、ライターズルームに向いている脚本家について知りたい方、プロデューサーがどんなことを考えているのか知りたい方、ライターズルームのメリットについて知りたい方、必見です。
原さんの『ゴーストゲート・フィルムズ「ハリウッド式ライターズルーム」のメンバー募集』のみならず、テレビ局のコンクール形態を含めて今の映像業界が望んでいる形を知ることができると思います。
まずは、何を今の脚本家は望まれているか、脚本家としてどんな道筋があるのか、知っておくことが大切です。