無礼
シナリオ・センター代表の小林です。すっかり秋めいてきました。
猛暑からの解放はとても嬉しいけれど、急激というのに心も体もついていけない、秋冬物に衣替えもできていないし・・・。
マイコプラズマが流行っているようですし、皆様くれぐれもご自愛を。
非公認にされた下村博文議員、「無礼すぎる」と党本部に対して怒りをぶつけていましたが、よくその口でいえるとびっくりです。
あなたが国民に対していかに無礼を重ねてきたか、まったくわかってないですよね~。
こういう人ばかりが社会のトップを占めていること、本当に日本は不幸です。
またまたびっくりがあります。
非公認された自民党の西村議員、三ツ林議員を公明党が推薦するとか・・・。
裏金議員全員非公認にするわけでもないし、しかも公明党が拾うって、ヘタな茶番劇としか思えません。
もう、本当に政治の世界は非常識すぎて、私の頭では理解不能。。
どうも議員の皆さんは誰一人ご理解をされていないようですが、民間だったら、不記載がわかった時点で首だし、裏金は完ぺきな脱税です。
不起訴になったのは、ただただ特権ゆえのこと。
私たちは「おにぎり一個盗んでも逮捕されるのに」って・・・国民は腹を立てているのに、まったく納得していないのに、彼らはまったく意に介していない。
全く感覚が違うのね、下々とは。
そういえばあの麻生さんは、初めての選挙の時に「下々の皆さん」って呼びかけたそうだから。おーい、坊ちゃん!!(笑)
そんな人たちがこの国を牛耳っているんです。
今回の衆議院選挙、ひとりたりとも裏金議員、旧統一教会議員は当選させたくありません。
根津美術館
秋といえば芸術の秋。
シナリオ・センターから歩いて10分ほどのところにある根津美術館をご存じでしょうか。
私の大好きな美術館のひとつで、特にシナリオ・センターが南青山にあった時はなにかというと気分転換にいきました。30年以上も前ですから、入場料も安かったし。(笑)
北青山にシナリオ・センターが移ってからはそこまで頻繁に行くことはなくなりましたが、必ず燕子花(かきつばた)の季節にはいきます。
国宝の尾形光琳の「燕子花図屏風」が展示されるからです。いつ見ても素晴らしい屏風です。
5月前後の燕子花の季節は、美術館の池に燕子花が咲き誇ります。
生の燕子花と尾形光琳の「燕子花図屏風」の二つを愛でるというのが私の楽しみです。
お茶室もある日本庭園も手入れが行き届いていて、佇むだけでもほっとすることができる場所です。
カフェもあり、そこから眺める景色も心を休めてくれます。
最近は外国の方も多く混んでいることが増えて、ちょっと足が遠のきがちですが、そぞろ歩きによい気候になったし、午前中の混まない時間を選んでいってみようと思っています。
常設展もいいですが、企画展は10/20まで「夏と秋の美学~鈴木其一と伊年印の優品とともに~」
江戸時代の美術には夏と秋の狭間の風情を楽しむという傾向があったようです。
ここまで暑くなかった時代ですものね。
11/2~12/8「百草蒔絵薬箪笥と飯塚桃葉」飯塚桃葉の創った蒔絵のすばらしさが堪能できます。
シナリオ・センターにもチラシを置いてあります。コロナ以来、予約制というのがイマイチですが。
根津美術館は、鉄道王と言われた根津嘉一郎さんのコレクションで、国宝7件、重要文化財92件、重要美術品95件を含む茶道具、絵画、陶磁器など、日本・東洋の古美術約7,600件を収蔵されているのだそうです。
ホテルオークラにある大倉集古館、静嘉堂文庫美術館とかお金持ち(子供みたいな言い方ですが、あえて)のコレクションはどれだけお金を使って集めたのだろうと思うほどすごいです。
ま、そこをうらやむことでもないのですが(笑)、多くの財閥などのお金持の方々が、美術館などをお持ちで、文化・芸術に目を向けていることは素晴らしいことです。
なにしろ、この国のトップは、文化・芸術に目も向かないようで、力を入れる気がさらさらない方ばかりですから。
金の亡者にならずに、文化・芸術の価値を見て欲しいです。
美術品だけでなく、文楽とかオーケストラとか伝統芸、そしてエンタテイメントを大切に思える感性は、きちんと人として生きている、人に目を向けているということだと思うのです。
ということは、国民を大切にできるということに繋がると思うのですが・・・。あまいですか?