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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

シナリオ力

「うちの弟どもがすみません」のポスターと根津さん

混沌

シナリオ・センター代表の小林です。月曜日から急に寒くなりました。
日曜日はセーターで汗かいちゃったくらいなのに、昨晩はマフラーを首にぐるぐる巻いて「サブ~!」と叫びながら帰宅しました。

色々な想いや考えがあるのだなぁとしみじみ感じる今日この頃です。
人は皆違うのですから、もちろんそういうこともあるよねとは思ってはいますが、なんとなく私としてはイマイチわからないことが多過ぎるあれこれの選挙結果です。
トランプさんの思考回路はまったくわからない、とにかくアメリカファーストな人だけれど、それだけでもないみたいだし・・・。
24時間で終戦させるはずのウクライナ攻撃も、反対にそれをうけてのロシアの猛攻撃。
プーチンさんもなんだかなぁだけど、お願い!ふたりで第三次世界大戦などに走らないでね。

日本でも、八王子も嫌だったけれど兵庫知事選なんだかとても怖い。
気に入らない人の自宅の前で「出てこい!」と拡声器まで使って大声で叫ぶような人が応援していること自体が不信感いっぱいなのですが、選挙のあり方はこれから変わるのでしょうか。
暴力的な行動をとったもの勝ちって、暴力って、身体を殴るだけではないですからね。言葉の暴力、心への暴力はもっと質が悪い。厚顔無恥の発言は人を傷つけますよね。
SNSでのフェイクニュースは、信じる信じないは己の判断力なのでしょうけれど、真実をつかむって難しいです。
真実ですら切り口一つで変わって見えることもあるし・・・。
私は少なくとも名前を名乗らないSNSは、まず信じない、?マークで読むことにしていますが、そのくらいじゃ防御できないほど、人心は荒廃の一途をたどっているように思えます。どうしたらいいのでしょう。

シナリオって

今日は、出身ライターの根津理香さんが、12月6日公開の「うちの弟どもがすみません」のポスターを持っておいでくださいました。
根津さんは、ただいま子育て真っ最中で、子育てをたっぷりやりたい、でも仕事もと・・・ちょっと子育てに重きを置いた両立を考えつつ、頑張っていらっしゃいます。
私もどっちもやりたい派なので、心から応援しています。
根津さんは、とても上手におやりになっていて、年に1本の映画とドラマを、一つの仕事が終わると、次の企画が立ち上がってというとてもいいスタンスでお仕事をされているようです。
それも、根津さんの脚本力があればこそですね。
キラキラ映画だけれど、出演者の魅力だけでなく、それを生かした上でのキャラクターづくりのうまさが人間をしっかり描いているのが根津さんの持ち味かと思います。
是非とも根津流キラキラ映画を観てください。

昨日は出身ライターの坂口理子さんのお芝居、自称ミュージカル「兄弟ブルース~俺たちの天使に~」を観劇し、笑い転げてちょっとじーんとして、とってもいい気分で寒風吹きすさぶ中なのにほっこりしました。
24日まで下北沢シアター711でやっています。
心が寒いと感じている人必見です。

先週14日は柏田講師の「武士の献立」のお芝居版を。映画とは全く違った感じで、醤油版と味噌版と演者も演出家も違うという面白い仕掛けでの上演。
シナリオは同じでも、演出、演者でこんなに違うのねと面白く観劇しました。
北九州では、柏田講師の「西郷札」(松本清張原作)が11月23・24日と劇団青春座さんが公演します。

シナリオが魅力的であれば、出演者の方々が輝いてくる、キャラクターが立ち上がっていく、物語が展開していく、人間ドラマが動いていくのだと思います。
今、シナリオワークショップを行っています。
シナリオの魅力をたくさんの方に知って欲しい、シナリオを味方にしてご自分の表現したいものをどんどん描いてほしいと思います。

 

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