神よ仏よ
シナリオ・センター代表の小林です。今日は5週目なので、ゼミナールはなく、何となくゆったりしています。とはいえ、昨日書いたように、新井一樹は韓国の大学にむけて講義をしています。
韓国の大雪も大変ですが、明日土曜日は、北日本から西日本では、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意が必要となるようです。北陸と東北では、30日にかけて土砂災害の警戒警報が出ています。
地震、大雨の災害が続く北陸にまだ非情な雨風が降るのかと思うと、神も仏もあったもんじゃないという気がします。
人間のお上から見放されているだけでもひどい状況なのに、更に輪をかけて・・・神仏は何していると思いつつ、思わず祈らずにはいられない、ひどく支離滅裂の気持ちになってしまいます。
どうか、大きな災害が起こりませんように。
社会情勢が変わる中で、平気で世界で一番高い給与をもらっている国会議員たちの意識に低さに辟易します。
今までと変わらないと思うのでしょうか。いままで通りの自分たちでいいと思っているのでしょうか。
給与返上と言っても言うことを聞くとは思えないけれど、せめて大至急、能登への支援を急ピッチでやってもらいたいです。税金の使い道というのはこういうところに使うものなのです。
猫弁と奇跡の子
いつもいつも弱いものに寄り添う人がいます。
あの猫弁シリーズ2が最終章、完結編になりました。さみし~い!!
「猫弁と奇跡の子」(講談社刊)
大山淳子さんのデビュー「猫弁 死体の身代金」がTBS・講談社ドラマ原作大賞を受賞され、そこから始まった猫弁シリーズ。
「猫弁 天才百瀬と厄介な依頼人たち」「猫弁と透明人間」「猫弁と少女探偵」「猫弁と指輪物語」「猫弁と魔女裁判」「猫弁と星の王子様」「猫弁と鉄の女」「猫弁と幽霊屋敷」「猫弁と狼少女」、書きに書きまくりました。
すごいですよね、ドラマ化もされ、吉岡秀隆さんと杏さんのコンビは抜群でした。
ついに大団円を迎えることになりました。何となく、又続くような気がするのは私だけでしょうか。
シリーズが続くというのは、何がポイントかと言えば、登場人物のキャラクターなのです。
どこから読んでもわかるキャラクター、このキャラクターだからこその行動・言動、このキャラクターなのにの行動・言動。
これこそが物語の軸、ストーリーではないのです。だからこそ生まれるストーリー、面白くなるのです。
大山淳子さんは、キャラクターがづくりが抜群なのです。次作はどんな登場人物が生まれてくるか楽しみです。
最後の「猫弁と奇跡」は色々なことがあり過ぎて、猫だとか子供だとか、お母さんの脱走とか。
入籍は済ませたもののまだ結婚式を挙げていないふたり、どんな結婚生活になるのでしょう。
相変わらず心優しい猫弁こと百瀬先生の活躍を楽しんでください。
このテーマ「苦手を頑張るより、得意を活かせばそれでいい」
シナリオ・センター同じだぁ!
家事、育児がうまくできない亜子ちゃんも、常識はずれのやさしさの百瀬先生も、みーんなできることを、良いところを伸ばしていけばいいんです。
大山淳子さんのやさしさが、完結編に満載です。笑えて泣けて・・・ありがとう猫弁です。