生活
シナリオ・センター代表の小林です。元講師のご葬儀に参列してきました。ちょっと郊外の葬祭場だったので、見渡す限り自然が豊か。
澄み切った青空に冬枯れの景色、過ぎし日の55年の歴史の中に多くの方々の足跡を感じながら、その中のお一人の講師をお見送りさせていただきました。
ここまで続けてこられたのは、こうした多くの方々のお力があったればこそとしみじみありがたく、ただただ頭を下げるのみです。
補正予算案が成立したらしいですが、このお上たちの感覚が変わらないかぎり、やっぱりまともな予算も政治も生まれないのではないかと、又また怒り心頭!!
200万円は低収入じゃないと言う田村元厚労相、103万壁を150万にしたら月12万5千円稼げるとかいう議員の方々、生活保護費を物価高に合わせて月500円上げると鼻高々のお役所・・・etcetc。この感覚、おかしくないですか
年収200万円って月16万7千円弱です。議員の皆さ~ん、これで暮らしてみてください。生活保護費月500円プラスで、立派に暮せるところ見せてください。大学生は、授業料年間150~180万円。引き算できますかぁ?
えっ?だから、大学生も月12万5千円も稼げるようにしてあげるの~~って、まさか思っていますか?
確かに150万稼げたらいいですよね。でも月110時間働かないとこの金額にならない、30日間毎日約4時間労働。
はあ~、1日は24時間です、いつ大学に受講できるの、いつレポート書けるの?
根本的考え方が間違っているのです。
日本を活性化させたいと思っているなら、若い人が希望を持って学べるようにすることだと何度も申し上げています。
しつこく言います。小学校から大学までの授業料の無償化、保育園・幼稚園の無料支援、給食費の無償化、最低これだけやって欲しいのです。これは、最低のお願いです。いや、大人の義務だと思うのです。
若者だけでなく、物価高で赤ちゃんのミルクを薄めているとか、子ども食堂が1万か所になったとか、農家や酪農家がやめざるを得なくなっているとか・・・もう言い出したらきりがない。
2025年、新たな年には議員や経団連など大手企業のお偉い方々、頭の中身、ぜ~んぶ入れ替えてもらえませんか。
いつでも押します
シナリオコンクールでは、こちらが今年最後の発表でしょうか。函館港イルミナシオン映画祭、第28回シナリオ大賞。
準グランプリに『パンと小麦粉とひまわり』大島範之さん(作家集団)が輝きました。
大島さん、函館までいらして栄えある嬉しい受賞です。
おめでとうございます。
シナリオ・センターもシナリオS1グランプリの授賞式を先週行いましたが、受賞する側でもないのに、授賞式ってなんか晴れがましくって嬉しいです。
もちろん受賞者の皆さんには及びもつきませんが、皆さんが2025年来年に大きく活躍してくださるに違いないと思うとワクワクします。
年の瀬って寂しいけれど、来年への希望を感じられる一面もあるのですよね。
本日、今年最後の「シナリオなんでも相談室」やりました。
配信終了後もYouTubeでも見れるので、是非ともご利用ください。
今年ラストは、作家養成講座、作家集団講師の柏田講師がゲストでした。
今日はシナリオ8週間講座短期集中講座も修了です。
8週間講座で16時間かけて基本の映像技術をお教えするところ、それより短く10時間で駆け足の4日間で行う講座です。
誰もがお忙しい時期なのにも関わらず、オンラインでの受講も多く、活気づいています。
私は、いつも開講時、修了時だけほんのちょこっとだけ顔を出します。ま、私が顔を出したところで「ばばあがでてきて、なにか?」なのですが、いつもどの講座でも私がどうしても顔を出したいのです。
受講生の方々のお顔が見たい。始まった時(開講時)と終わった時の(修了時)のお顔が違うから。
ご本人は案外気づかれていないと思うのですが、全然違うのです。
輝いてみえるのです。新しい、今までになかった力を得たからだと思います。
この瞬間があるからこそ、講師が楽しい、講師冥利に尽きりというものです。
あ、私、講師じゃないけれど、描き続けてもらうための背中押し(推し)隊の隊長です。(笑)
このお顔を見たくて、54年続けてこられたのだと思うのです。
来年55周年も、頑張っていける・・・実は受講生の方々のお顔に、背中押しされている私です。