配慮
シナリオ・センター代表の小林です。日本海側は雪が降り始めています。今年ももうすぐ終わるのですから雪は珍しいことでもないのでしょうが、能登の被災者の方々のことを想うと心配になります。
天皇・皇后両陛下が、昨日被災地をまたお見舞いにお出かけになりました。
日帰りで、マイクロバスで弁当・飲み物持参でお出かけになったとか・・・。
細やかな配慮にびっくりしてしまいます。
そんなお姿を拝見しながら、選挙前だけに能登を見学(あえて見学と言わせていただきたい)にぞろぞろ来た議員たちの姿は、被災者の方々の目にはどう映ったのでしょう。
「他人を想う心」を「想像力」というのだと瀬戸内寂聴さんはよくおっしゃっていました。
他人を想う気持ちを持たない人がトップに立つのは本当に腹立たしいです。
国会で、山本太郎議員が能登の土砂撤去に自衛隊派遣を求め、「このまま年越しさせるべきではない。泥にまみれて良いお年をお迎えくださいなんてありえない、国にしかできない対応を」と訴えたのに対し、お上は、「必要であれば必ず出す」と言いつつも「自衛隊派遣には要件を満たす必要があり、現時点で石川県知事から正式な要請がない」という説明に終わりました。
いつも思うのですが、どうしてもっとうまくできないのでしょう。
石川県知事は、全く統括力ゼロの人で、1年が経とうというのに復興の兆しすら見られないことにまったく鈍感。そんな石川県知事に責任を押し付けても無理ですから、お上が率先して「わかった!お正月に泥にまみれたままにはさせない、いけ!自衛隊!!」くらい言い切ったら、国民民主党も吹っ飛ぶくらい、支持率バーン!!(笑)
政治パフォーマンスでもいいから、やってみてはいかが?こういうパフォーマンスなら大歓迎ですよ。
長年、自分のことだけ考え、好き勝手なことをしても逮捕もされない人たちには、何が一番大事か、国民の欲していることなんてわからないのでしょうね。
今年も、腹立たしさをかけたまま年を越すのでしょうか、国民は。
ミステリー
もはや、来年のことを言っても鬼は笑わない時期まで来てしまいました。
そこで、来年を佳い年にするための第一歩を。
テレビ朝日新人シナリオ大賞は、2025年3月3日午後3時締切で、募集をしています。
お題は「ミステリー」
シナリオ・センターはいち早く、年明け早々、やっちゃいます。
3回にわたって「ミステリー講座」開講!!
柏田道夫講師の『ミステリーの書き方』(言視舎)をテキストに、入門編、応用編、ブラッシュアップ編の3回完結の講座を開催。
テレビ朝日新人シナリオ大賞に合わせて、ミステリーの描き方をお伝えしたいと思います。
「ミステリーって何?」「殺人事件なんて想像もできない」「トリックってどうやって作るの?」「ミステリーを書くための発想って、他のドラマとは違うの?」
描いたことのない人はもちろん、描いたことのある人も、ミステリーを目指している人も、ミステリー?って思っている人も「ミステリー」が頭にある人、みんな集まれっていう講座です。
柏田道夫講師の『ミステリーの書き方』(言視舎)をテキストに、入門編、応用編、ブラッシュアップ編の3回完結。
本格的なミステリーから、物語のなかに「ミステリー要素」を加えることで、観客・読者を惹きこむ方まで教えてくれるようです。
ちょっと気をつけなければいけないのは、ミステリーのネタばかり考えてしまうと、登場人物のキャラクターを忘れてしまいがちになって、説明だらけのドラマになっちゃいます。
このお正月休みにヒットしたミステリードラマや、映画などを楽しみながら見てから、受講するとわかりやすいかも。
さあ、新年早々の1月10日から毎週金曜日(3回)18:30~20:30「ミステリー講座」始まります。
新たな1歩を!