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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

1月最終日

シナリオ・センターの歴史(創立パーティー会場・ホテルニューオータニ)

ちょっと光?

シナリオ・センター代表の小林です。1月ももう終わり。あっという間に過ぎちゃいました。
1月の仕事始まりが遅いので、バタバタ153期シナリオ作家養成講座開講の準備しているうちに、あらら・・・もう2月になってしまうのですね。
今年は節分が2月2日といつもより早いので、2月も超スピードで過ぎていくのではと心配です。

今年に入ってもろくでもない話題ばかりなので、明るい話題はないものかと思っていたら、少しは司法はまともになったのでしょうか、森友文書不開示の取り消しが大阪高裁からでました。
改竄を命じられて自死された赤木さんの奥様が、一人果敢に国と戦い続けています。
改竄を命じた上司は、安倍元総理のお声がかりでホイホイと偉くなり、だんまりを決め込んだままです。
まだまだまともではない財務省ですから、開示をするかどうかは不確かですが、それでも一歩前進と思いたいです。

この国を牛耳る人たちのほとんどは、どうも人ではないようにみえます。
裏金を巡る参考人招致でも野党が多数になったので議決されましたが、公明党は退席するという自民党忖度に。
誰一人国民に向いて政治をしてはいないだということがよくわかります。
人としてまともなら、赤木さんのこともそうですが、食事も満足に食べられない子がいること、能登地震から1年経っても何も動いていないことなど等、ちょっと周りを見れば、すぐにでも手を差し伸べなければいけないことが山積みなことに気づくはずなのに、自分たちの保身とそのための周り以外は見る目など持っていないのです。
「人でなし」という言葉はこういう人たちに当てはまるのでしょう。

これからの

今日は講座もゼミもないので、事務局だけが動いています。
いつもは事務局会議は、授業の合間にやっているのですが、今日はちょっとたっぷりゆったりできるので、55周年会議を行っています。
半世紀続いたシナリオ・センターを、これからのシナリオ・センターを見ていただきたいと、受講生の方々に喜んでいただけるような様々なイベントやノベルティなどを考えています。

世の中はコロナくらいから大きなうねりの中に入り、混沌とした時代になっています。
こういう時に私たちは何ができるのかということを人任せではなく考えなくてはいけないと思っています。
創作は、混沌とした時代を牽引する力になれる、これからのシナリオ・センターはその部分も意識しながらやっていきたいと私は思ってしまいます。
あの、80年前に戻らないためにも。
第二次世界大戦の火ぶたが落されると、文化・芸術は、真っ先に排除されました。
映画やお芝居は戦意高揚以外の作品は止められ、本やレコード、フィルムまで焼き捨てられたりしたそうです。
お上がなぜそこまでしたかと言えば、下々が自分で考える手立てを持って欲しくなかったからです。
戦争に対して微塵も「はて?」と思ってほしくなかったのです。
創作は想いや考えを表現する場、そして、見たり読んだりする側に当然影響を与えます。
シナリオ・センターの今後の50年、100年は、常に創作の後押しができる場所でありたいと思っています。

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