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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

作家性

シナリオ・センター資料室

愚か

シナリオ・センター代表の小林です。さすがに大雪こそ降りませんが東京・表参道も冷え込んでいます。20日の朝にかけて全国の9割が氷点下になるかもという予報も出ています。
温暖化のせいなどかどうかはわかりませんが、昨今の気候は変化が激しく、かつ大雨だ大雪だと驚くほどの厳しさ。地球の変化を侮っていてはいけませんね。

核兵器禁止条約第3回締約国会議への日本政府からのオブザーバー参加を見送る方針表明に、被爆者の方々の怒りはいかほどのものか。
「政府がいう被爆国というのは、とってつけたようにしか聞こえない。怒りが収まらない。私たち何のために80年頑張って、頑張って、やってきたのかと。政府にはまだ伝わっていないのかなと。本当に残念」(横山照子さん)
日本と同じくアメリカの核の傘の下にあるオーストラリアやドイツなどが参加しているにもかかわらず、日本は弱腰。
トランプ氏のような人とこれから対峙していかねばならないからこそ、参加して日本の心をキチンと見せていくべきだと思うのですけれど・・・。

「いつまで裏金問題をやっているのか」と平気で言える自民党議員たちの意識の低さをみていると、心が潰れる想いです。(涙)
100年の計はおろか、地球への意識も日本への想いすら何一つ持っていない人たちの集まりですもの、お上たちは。
18日に旧安倍派会計責任者の参考人招致をすると思ったら延期。しかも東京都内のホテルで、非公開で行うのだとか。非公開?ホテル?国会じゃないの?ホテルに連れ込んで、なにをするの?
結局、なにひとつ、何も変わらない自民党です。

作家性

私の中の今年のテーマは、「作家性」です。
自分の想いや考えを強く持っていないと生きにくい社会になったと思うのです。
「作家性」というと大上段に構えた感じですが、いわば誰もが自分の見方、想い方、考え方を持って、表現をしていくという意味で使わせていただきました。
世界中が混沌とし、誰もが混迷している時代に、自分は何ができるかを考える、そして、内在している想いをどう表現していくと、多くの人々と繋がることができるのかを考えていきたいなと思っています。
で、このことは作家(創作のすべての)を目指す人にとっても、大切なことだと思っています。
でも、びっくりしたことに、作家性って言葉は、広辞苑にも国語辞典も載っていないんです。造語なのでしょうか?
唯一ネットで見たら、ピクシブ百科事典に「クリエイターが創作を手掛ける際に、作品にその人特有の個性やメッセージ性が特徴や作風となって現れるさま、その傾向」と出ていました。
脚本家や小説家の魅力はここにある気がするのと同時に、今の社会だからこその物書きとしての心構えというのか、自分の見方というのが活きてくると思うのです。
私だけの考えや想いをきちんと表現できるように頑張ろうと思います。

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