出会い
シナリオ・センター代表の小林です。表参道も黄砂がすごい、目が痛いです。
3階ホールへ上がろうとして、手すりをつかんだところザラザラ、びっくりしました。
愛媛、岡山、宮崎の山火事は、未だに鎮火せず、雨待ちの模様。
山火事のところに今すぐ局地的に大雨が降って欲しいと祈るばかりです。
現在、韓国でも山火事で文化遺産も燃えたとか、地球の怒りはどこまで広がるのでしょう。
出身ライターの上杉京子さんが、在住の沖縄から一人娘さんを連れておいでくださいました。
上杉さんは10数年前までは、シナリオ・センターのすぐ近くに住んでいらっしゃったので、お嬢さんとちょいちょい遊びに来てくれました。
赤ん坊の頃、毎回某スタッフが抱こうとすると泣き出し、私の腕の中ではニコニコというパターン(自慢!)で、孫と過ごすような楽しい気分でした。(笑)
5歳の時に沖縄へ移住され、時折顔出す程度になりました。その後、沖縄でキッズシナリオをやった時は、まだ小学生。
本当に久しぶりの対面。私の背を越えてすっかりおしゃれなお嬢さんになって、しっかりと大学入学の報告をしてくれる孫の姿におばあちゃんは、感無量でした。
こうしたお付き合いができることが本当に嬉しい。
シナリオ・センターを続けていると、ろくでもない社会だけれど、捨てたもんじゃないねと思えるから幸せです。
4月は
もう来週は4月。3月が別れの季節だとすれば、4月は出会いの季節。
どれだけ多くの出会いを作るかが、たくさんの創作の引き出しづくりになります。
今年は、シナリオ・センターは創立55周年なので、通年に比べて大盛り上げのイベントを目白押しで行っていきます。
この機会に、ミソ帳づくり、引き出しづくりに全力を注いでくださいね。
4月は色々ありまーす。ぜーんぶ見て聴いてください、きっと、あなたの創作にプラスになりますから。
4月5日土曜日、まず皮切りは「20枚シナリオコンクール 新井一賞」(13:30~15:30)の攻略講座から始まります。
6月6日締め切りの新井一賞のお題は「バトン」、55周年パーティーの席上で発表・授賞式となる、ちょっと晴れがましい20枚シナリオコンクールです。
20枚シナリオは、シナリオ・センターの肝。
魅力的なシーンを描くための練習方法ですが、ついついショートストーリーになってしまう、困りますね。
魅力あるシーン、面白いシーンを20枚でどう描くか、ここがポイントです。
その攻略法を浅田講師がしっかりとお伝えします。
出身ライターが驚くような魅力的なシーンを、新井一賞入選の鍵はここにあります。
同日16時からは、「シナリオ・センターのつかい方」(無料です!)
せっかくなら、シナリオ・センターをもっと有効に使ってよということで、シナリオ・センター創設者新井一の孫で、5万部を突破した『シナリオ・センター式 物語のつくり方』(日本実業出版社刊)を執筆した新井一樹による「シナリオ・センターのつかい方」を配信します。
もちろん、リアル(対面)でも聞けますので、午後のゼミが終わった方、攻略講座を学んだ方も是非参加してください。
「あなたのシナリオを、そしてあなたの作品をワンランクUPさせるためにシナリオ・センターを使い倒す方法を、55周年記念にかけて、55分間で『シナリオ・センター式 物語のつくり方』が5万部突破した、今年45歳になる新井一樹がお伝えします。」
本気で、シナリオ・センターを上手に使ってほしいのです。
で、次はアニメ「ちびまる子ちゃん」のオリジナルストーリーを220本以上描いている出身ライター田嶋久子さんの「創作の発想法とメンタル強化講座」を4月9日から毎週火曜日3回(18:30~20:30)で。
発想法とメンタルの持ち方について、プロの道に繋がるための実践を通しての講座です。
4月12・19日は、お待ちかね「チャレンジ!公募コンクール対策講座2025」(13:30~15:30)
長いシナリオは書いたことがない方も、何度かコンクールにだしても今一つ結果が出ない方も、この講座で、審査員が唸るような、面白い長編を書くための大切なポイントをご紹介します。今年こそあなたの年になるように。
で、4月イベントのトリは、4月22日(火)『Theミソ帳俱楽部 プロデューサー岡田晋吉 & 脚本家 柏原寛司の根っこ』(19:00~20:30)
「シナリオ・センター創立55周年記念Theミソ俱楽部」第一弾として、創立から関わってきたシナリオ・センター1期生の柏原寛司さんと、当時の日本テレビの名作すべてを創ったと言っても過言ではない元日本テレビの名プロデューサーの岡田晋吉さんにお越しいただきます。
「太陽にほえろ!」「あぶない刑事」など、刑事もののなかでも突出した刑事ものを手掛けられてきたお二人が、過去どんな形で制作されてきたか、刑事ものをどうとらえていらっしゃるか。
研修科の課題にもある「刑事もの」について、ワクワクドキドキさせるシナリオのポイントなどを話ししていただきます。
で、6月にはおふたりに刑事ものの特別ゼミも行っていただきますので、お楽しみに。
皆さ~ん、4月はとても忙しいですよ。でも、これを見逃してはダメ。
ミソ帳を膨らまし、ネタの引き出しをいっぱい持つことが、プロの力になります。