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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

根っこ

ふざけてる?

シナリオ・センター代表の小林です。今日の表参道は夏日です。寒がりの私もさすがにヒートテックは脱ぎました。
このまま暑くなるのでしょうか。寒がりの癖に暑いのは苦手です。寒いのは、着込んだり、カイロ入れたりとかなんか対策はできます。私は零下10度でも大丈夫って言うコートも持っているし。(笑)
でも、暑いのは裸になっても暑いのは暑いですからね。
冷房ガンガンの日々が始まるのでしょうか、電気代の値上げは響きますね。

そういえば、消費税減税も、バラマキ給付金の話しも消えて、何ひとつ下々の生活をよくしようと考える気も行動する気もないのですね。
備蓄米を放出しても5キロ5000円とちっともお米は安くならないし、ガソリンも高いまま。
光熱費から生活用品、食料品など軒並み上がって、またクーラーをかけずの熱中症で亡くなるお年寄りが増え、夏休みには給食も食べられずに、お腹を減らしている子どもが増えるのでしょうか。
ここまで手をこまねいている癖に、自民党は消費税減税をしたら「年金を3割カットしなくちゃいけない」と脅しにかかる。
自分たちがどれだけ税金を無駄遣いしているかという意識は全くないのですね。
国会議員はどいつもこいつも一人年間7500万円ももらって当然だという顔をしている。誰一「私たちの歳費からまず減らしましょう」とは言わない。
半分でも減らせよと思うけれど、政治献金をもらわないといい仕事ができないとかしゃらっといえる方々は、露ほども発想しないでしょう。
こういう人たちはお上でいる限り、この国は遠からず亡びます。子どもたちの未来に心が痛みます。なんとかしなくちゃ。

大鹿歌舞伎

昨日、出身ライターの坂口理子さんがいらしてくださって、5月に行う講座の打合せをしました。
テレビドラマからアニメから映画からお芝居からミュージカルからアイスショーから・・・、なんでもサラッとやってしまう坂口さん。
そんな彼女のプロとしての発想をこれからプロになろうという方々に是非お話しして欲しいと思っています。
どのような形でお話ししていただくのがいいか、相談中。楽しみにしてくださいね。

このゴールデンウイーク、私は、坂口さんのデビューのきっかけになった「大鹿歌舞伎」にお伺いします。
アルプスに囲まれた山深い長野の大鹿村で歌舞伎を堪能し、次の日は坂口さんが大鹿歌舞伎を題材にして創られたお芝居「おシャシャのシャン」を観劇します。
大鹿歌舞伎は300余年前から、大鹿村の各集落の神社の前宮として舞台で演じられ、今日まで伝承されてきた由緒ある歌舞伎で、国の「重要無形民俗文化財 」に指定されています。
坂口さんは、学生時代に関心を持たれ、その後も通い続け「「おシャシャのシャン!」という作品で「創作テレビドラマ大賞」大賞を受賞。
その時に出演された俳優故原田芳雄さんがとても感激し「大鹿村騒動記」として映画にもなりました。
時代によってさまざまな弾圧をかいくぐりながら、村人の暮らしの大事な核として脈々と受け継がれてきた歌舞伎だそうです。
坂口さんのシナリオは、そんな大鹿村の人々を描いていきます。
「おシャシャのシャン!」はまさに坂口さんのライフワークになっている作品です。
大鹿村へ行ったら、坂口さんの根っこにもたどり着くことができるかなぁ。
といいつつ、村歌舞伎を楽しみたいというのが本音。
歴史ある村歌舞伎と「おシャシャのシャン!」とアルプスの山々に心を癒されて、やさしくなって帰ってきますね。(笑)

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