政権交代
シナリオ・センター代表の小林です。
このフレーズの「代表の小林」は今後も変わらないのですが、実は、本日の株主総会で、私は代表取締役会長という肩書に変りました。
今後のシナリオ・センターを担うのは「シナリオ・センター式 物語のつくり方」などを執筆している、新井一の孫新井一樹が代表取締役社長として勤めてまいりますので、よろしくお力添えのほどお願い申し上げます。
本当は「会長」の肩書って、「いつまでも居座ってろくでもないことをする人」のことのような感じがして、と~ても嫌なので、私自身はゼッタイ無冠でいいと思っていたのですが、組織上もうしばらく君臨するために、やっぱり・・・。(笑)
今年創立55周年、今後は、二人体制でお互いを補いながら、もっと魅力的なもっと楽しいシナリオ・センターにしていきたいと願っております。
新井イズム研究室
1997年に創設者の新井一を亡くしながらも、「シナリオの基礎技術」を多くの方にお伝えしてきました。
新井亡き後は、後藤が「新井イズム」を継承して、講師、受講生に伝えてくれていたのですが、その後藤も2023年に逝き、大きな柱を失いました。
今後より「シナリオの基礎技術」を広めていくには、どうすればよいかと考え「新井イズム研究室」を設立することにしました。
シナリオ・センターの理念は「日本中の人にシナリオを描いてもらいたい」です。
シナリオ・センターが55年継承してきた新井一の教えをよりわかりやすく、よりたくさんの方が、どなたもが楽しめるような形にできればと考えています。
シナリオ作家養成講座のカリキュラム、内容は、すべてのシナリオ・センターの講座の素になっていますので、新井一樹を中心に、シナリオ・センターのメイン講座であるシナリオ作家養成講座担当の講師、浅田直亮・岡田千重・柏田道夫・河合雅子の5人でよりわかりやすい、より楽しめる「新井イズム」を広げてまいりたいと思っています。
嬉しいことに、一昨年上梓しました新井一樹著「シナリオ・センター式物語のつくり方」(日本実業出版)が、おかげさまで5万部というノウハウ本では破格のヒット作となりました。
「シナリオ・センター式物語のつくり方」は、新井一の「シナリオの基礎技術」「シナリオの技術」「シナリオ作法考」などを読み解き、現代向きにわかりやすく「シナリオの基礎」を書いたものです。
それだけ創作を志したい方がたくさんいらっしゃるのだと心強く思っています。
体制を変えて、新たな1歩を踏み出してまいります。
今後ともよろしくお力添えのほどお願い申し上げます。