シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。9月です。夏休みも終りました。
暑いけれど、風は秋を含んでいます。もう異常な気候はお終いにして欲しい。
「あかあかと日は難面(つれなく)も秋の風」芭蕉
土曜日は、大阪校のシナリオ作家養成講座の説明会でした。夏休み最後なので、私もちょっとだけ夏休みのひとときを楽しもうと、4時からの説明会の前に、京都へ立ち寄りました。
大学時代の友人が住んでいるので、一緒にランチを楽しみました。
ランチはフレンチだったのですが、そのレストランは、あのお茶の「伊右衛門」の福寿園。
フレンチなのですが、食べられるお茶がかかったりして、それは爽やかなランチでした。
福寿園の本店なので、1階はお茶を売っていますが、2階はカフェ、3階はフレンチレストラン、4階は甘味処、5階は茶器などを売っています。
5階では、からくり人形がお茶を運ぶところをみせていました。お人形さんの手に茶器を乗せると首を振りながら、差し足で動くのです。あまりの可愛さとその精密な動きに思わず拍手してしまいました。
わずか2時間ほどの夏休みでしたが、久々の京都で、夏休み最後の締めくくり気分を味わいました。
大阪校では、副所長の柏田と説明会を行います。
最近は、どうしても大阪制作のドラマが減り、ほとんどが東京へ一極集中になっているので、大阪校は、東京に比べ辛いものがあります。
だけれどもです、そんなものを跳ね返してしまうほど、大阪校は暑い、いや熱いんです。
大阪校に着いた途端、「EXILE、江藤さんがとりました!」「週刊EXILEが撮影にきました。大阪校も映ります!」
急に言われても、なにを言っているのかさっぱりわからず、????。(笑)
そうです。素敵な大ニュースだったのです。おめでとうございます!!
大阪校の江藤直樹さんが、「EXILE Presents CREATOR BATTLE AUDITION 脚本募集」の最優秀賞に選ばれ、堤幸彦監督の演出で映画化されることに決まったのです。
そして、9月9日放映の(大阪は9月13日放映)「週刊EXILE」(TBS 月曜日深夜1:07)に江藤直樹さんが出演、大阪校も映るということです。
クラスメートは祝賀会の準備で大騒ぎをしていました。
私は、時間が合わず江藤さんご本人には会えずじまいでしたが、大阪へ着いた早々、素晴らしいニュースをいただき、説明会にも力が入りました。
だって、目の前にシナリオを学んだ結果をみせてくれたのですから、シナリオを始めようとされている方にとっても、モチベーションがヒートアップしますよね。
もうお一方、創作ラジオドラマ大賞奨励賞桑原涼子さんの作品「星と絵葉書」が
NHKFMシアターで9月14日(土)22:00~22:50放送されます。こちらも嬉しいお話です。是非聴いてください。
大阪校は、頑張っています。あれもこれも東京じゃなくちゃダメ・・・というマイナスな環境が、大きなエネルギーになっているのかもしれません。
視点を変えれば、違ったプラス面を生み出します。なんだって、考え方一つ。今まで見えなかったものも見えてきます。
大阪校のみならず、通信、横浜、東京本校のみなさん、時は秋。コンクールの季節です。
さあ、シナリオ・センターパワーを全開しましょう!!頑張れば必ず結果はついてきます。