menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター
開講のお知らせ

講座の日程や、受講ポイントを更新
開講のお知らせ

シナリオ・センターの開講情報をお知らせします。ドラマや映画だけでなく小説、戯曲、漫画やアニメの講座の開講、コンクール対策講座もあります。

構成(3)転結

プラチナデータ

チューターの田中です。

 

前回は構成、転結についての講座でした。

転結の機能や、ハコ書きについてのお話。

そして、20枚シナリオの重要性についても浅田講師からお話がありました。

 

「20枚シナリオみたいな短いものばかり書いても長編は書けない!」

いいえ、そんな言葉信用してはいけません。

20枚シナリオは、時間にすると約10分。

いくら長編を書きあげたとしても、

最初の10分見て面白くない、

次の10分見て面白くない、

その次の10分見ても面白くない・・・

面白くない面白くないが最後まで続いて、あー面白かった!と思わせることができるのだろうか?

20枚シナリオみたいな短いものばかり書いても長編は書けない?

じゃあ1時間、2時間ものばかり書いていても連ドラは書けない、ってことになっちゃいますよね。

 

20枚シナリオはディティールの研究です。

20枚の面白いシナリオが書ければ、1時間、2時間、連ドラまで書くことが出来る。

 

なるほどー。でも本当にそうですよね。

作家養成講座では、宿題が出ています。

最初はぺら(200字詰め原稿用紙)2枚からでしたが、

少しずつ増えていって、今回で20枚になりました。

 

今までの3回、講座では構成をやってきましたが、

これはプロとしてすぐにでも役立つ知識だったと思います。

長編では、確かにシナリオの全体像を見ることが大切ですね。

その知識も頭に入れておきながら、その前に20枚シナリオでディティールを追求すること。

研修科でも20枚シナリオの課題が30本あります。

 

まずはさらなるディティールの研究に力を注いで、

最初の10分見て面白い!

次の10分見て面白い!

その次の10分見て面白い、ずっと最後まで面白い!

そんなシナリオを目指してくださいね!

 

田中でした。

おすすめ記事

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ