しゃれおつなお店や人々が行きかう街、表参道。そこで働くシナリオ・センタースタッフの見たもの触れたものをご紹介します。
シナリオ・センターの新井です。
本日9/21(土)から、世間は3連休。シナリオ・センターは土曜日もお仕事です。ちなみに、23日月曜日の祝日は「119期シナリオ作家養成講座」の無料説明会なので、都合、日曜日のみがお休みです。
だからでしょうか、普段気にならないことが気になりました。
それは、日傘の距離感です。
「日傘の距離感ってなによ?」
そうでしょう。そうでしょう。そう思うでしょう。ですが、道を歩いているとき、日傘の距離感が、ちょっと気になりませんか?特に、日傘をさしていない方。
シナリオ・センターからコンビニまで、お昼を買いに行ったときのことです。
目の前に、日傘をさした女性が歩いていました。とくに意識することなく歩いていたのですが、追い抜くときに、思った以上に日傘が顔の違くに感じました。
思い返せば、この夏。なぜか、そんなことが結構あったように感じます。
なぜだ!?
なぜ日傘は、あんなにも顔の近くに感じるのだ!?
日傘をさす女性との背丈の違いからか!?
でも、なんか違う気がします・・・
だって、雨の日にそんなこと、気になりませんもの。
雨の日は、誰もが傘を使います。そのためお互いに傘ありきで距離を取ります。だって傘はある意味で凶器ですから。最悪の場合「目がぁ~目がぁ~」とムスカばりのリアクションを取ることになります。
だからこそ、雨の日は道行く人々は傘ありきの距離感を取るわけです。
でも、晴れの日はというと・・・日傘はというと・・・
日傘をさしていない人間は、自分が傘をさしていないため、傘ありきの距離感をとりずらいのです。そのため、ふつ~に歩いていると、日傘と妙に接近してしまうのです。自分が丸腰だということを忘れて・・・
そして日傘をさしている方は、自分が傘をさしているばっかりに、傘ありきの距離感を相手も自ずととるものだと思っているのではないでしょうか。相手は丸腰だというのに・・・
日傘というアイテムから生まれるパーソナルスペースの浸食。これこそ、日傘の距離感という問題の本質なのです!
大げさだろうって?小さい人間だなって?
いやいや、ムスカですよ。油断をするとムスカです。これは双方が気にかけなくてはいけない問題なのです。
それにこの日傘的なもの、世の中にたくさんあるのではないでしょうか。