シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。11月・12月に向けて、新しい講座を企画中です。
そのひとつとして、11月にアニメシナリオ講座を始めようと思い、出身ライターの方々にお願いをしていました。
どなたにお願いしようかと、アニメの情報を見ていたら、あまりにもたくさんの方が手掛けていらっしゃって、わかってはいたものの、改めてびっくりさせられました。
シリーズ構成だけでも、「ガッチャマンクラウズ」大野敏哉さん、「DIABOLIK LOVERS」長津晴子さん、「生徒会の一存」「弱虫ペダル」「のんのんびより」吉田玲子さん、「進撃の巨人」小林靖子さん、「ガリレイドンナ」待田堂子さん、「機巧少女は傷つかない」柿原優子さん等など。
脚本執筆されている方は、ここに書ききれないくらいたくさんいらっしゃいます。
アニメは、シリーズ構成と1話ごとのシナリオとの組み合わせで、全部をお一人で書くことはなく、チームみたいな形で書いています。
たくさん活躍されているんですね。嬉しい!!
アニメシナリオ講座をどのような内容にしようか迷いました。
たくさん活躍されている出身ライターがいらっしゃるので、ただアニメのお話をしていただくのではぼやけた講座になってしまうので、とても悩みました。
で、シナリオ・センターは、アニメだけをお教えしているのではないので、こんな形のすごいアニメ講座にしました。手前味噌!(笑)
アニメシナリオ講座のちょっとだけ概略をお話しますね。
11月14日から28日まで、毎週木曜日19:00~20:30の3回で行います。
1回目11月14日は、アニメ界の雄、大御所の前川淳さん。
12月7日、脚本を書かれた「ルパン三世VS名探偵コナン」が公開になりますので、映画のお話を通して、ご講義をお願いします。
映画とテレビのアニメの作り方、考え方の違いや、アニメシナリオの基本などをお話してくださるでしょう。
「名探偵コナン」「ルパン三世」とテレビでも書かれていて、今回は映画です。切り口の違いなどじっくりお聴きできるかと思います。
2回目11月21日は、高橋幹子さん。アニメ「ちびまる子ちゃん」とスペシャルドラマとして実写の「ちびまる子ちゃん」(10/1放映)を書かれています。
実写とアニメの違い、見せ方などのお話をお願いしました。
参加される方は、できれば10月1日「スペシャルドラマちびまる子ちゃん」をみていただくとお話を伺ったときに、より理解が深まるかと思います。
3回目11月28日は、「テニスの王子様」ほかたくさんのアニメを書かれている広田光毅さん。
11月23日からアニメ映画「ベヨネッタ」公開、「ダンブリング」の舞台化などを踏まえて戯曲とアニメの発想の仕方などをお話していただく予定です。
アニメを中心に活躍されるお三方にアニメの基本を教えていただきながら、違うジャンルをどう手掛けたかのお話を伺えると広い発想が身につくかと思います。
参加者の特典も考え中ですので、もうしばらくお待ちくださいね。
12月もまた、来年にゼッタイにプラスになる、ちょっとかわった講座を企画中です。