シナリオ・センター代表の小林です。台風の被害はありませんでしたか？なかなか手強い台風でした。
被害に合われた方、亡くなられた方、お見舞い申し上げます。


福島は大丈夫なんでしょうか。口先だけで安全になるわけではないし、どうする気なのでしょう。雨水の排水も心配です。
どこまで痛めつけられれば、いいのでしょう。
東北の被災地は、どこかの官僚さんの言うように、本当は捨てているのではないかと疑ってしまうのは私だけでしょうか。 

ドラマは、本当に盛り返してきたのでしょうか。
昨日に引き続き、検証してみたくなりました。(笑)
「アンアン」も「このドラマが観たい１」と10月新番組の特集を組んでいました。
サブタイトルが「観ずに死ねない！秋の夢ドラマ大特集」
ここまでいわれたら、みせましょう、夢のドラマを。
シナリオ・センターの出身ライターの方々は、今期も夢を運びます。
こちらが存じ上げているだけでも、
「ごちそうさん」（ＮＨＫ）森下佳子さん
「あさきゆめみし－八百屋お七異聞－」（ＮＨＫ）ジェームス三木さん
「クロコーチ」（ＴＢＳ）いずみ吉紘さん
「安堂ロイド－Ａ.Ｉ. Knows ＬＯＶＥ？」（ＴＢＳ）西荻弓絵さん
「ミス・パイロット」（ＣＸ）櫻井　剛さん、小峰裕之さん
「よろず処～陰陽屋へようこそ」（ＣＸ）黒岩　勉さん
「都市伝説の女２」（テレビ朝日）後藤法子さん
「鍵のない夢を見る」（ＷＯＷＯＷ）武井彩さん・阿相クミコさん・大久保ともみさん
「東京トイボックス」（テレ東）山岡真介さん
「家族の裏事情」（ＣＸ）武井彩さん
「潔子爛漫～きよこらんまん～」（ＣＸ）小森名津さん
「科捜研の女」（テレビ朝日）、「真夜中のパン屋さん」（ＮＨＫ）李正姫さん・・・。
多分また、新たな情報が入ってくることかと思いますが、今期も楽しみがたっぷりありますね。 

 「アンアン」の特集の中で、いずみ吉紘さんの「クロコーチ」の撮影現場に1日密着をやっていました。
ひとつのドラマを作るために、多くの人が頭を寄せ合い、力を結集し、ありったけの情熱を注ぐ・・・！ということをつぶさに見せてくれています。
ドラマ作りの面白さは、もちろんシナリオ、脚本が命なのですけれど、小説と違ってシナリオで終わりではなくて、シナリオライターの想いを、違う人達が色々な形で表現するということだと思います。
俳優さんやスタッフさんがどんな形で関わっているかをみると、ちょっとシナリオへの向かい方も変りそうですね。
一人で作るわけではなく、たくさんの人達の共同作業。
俳優さんの人気だけでヒットが出るわけでもなく、やはり関わる人達が活かしあう、相乗効果から生まれるんですね。
ようやくドラマに光が射してきたこの機会に、ドラマはこんなに面白いのだといえる渾身のドラマを作っていきたいです。
すべての作り手が、自分のありったけを注げば、ドラマは生まれ変わります。 
シナリオライターの皆さん、もの書きの情熱をみせてやりましょう。