シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。そろそろ、コンクールの今年の締め切りが迫ってきています。皆さん、チャレンジしましたか。
テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞の締め切りは、今月29日。ねじり八巻の方もいらっしゃるでしょうね。
是非、お勧めなのが、12月16日締め切りの「科学ドラマ大賞」。
主催が、科学技術振興機構というお国の機関なので、賞金は出ませんが、必ず放映してくれるというのが魅力です。
しかも30分モノなので、書きやすい長さです。
でも、お勧めの意味は、案外応募数が少ないということ。
なぜかというと、「科学」とつくと、ビビッちゃう方が多いようなんですね。
でも、全然違うんです。
簡単に言えば、課題の「ハンカチ」を描くのと一緒です。
「科学」という課題を使って、ホームドラマでもサスペンスでも書けばいいのです。
前回の作品、シナリオ・センターの麻生リリ子さんの「ママはロボット」は、亡くなってしまったお母さんのロボットと息子の交流の話です。
ロボット作りの話ではありません。
11月23日(祭日)午後3時に、BSフジで放映されますから見てください。
チェレンジしやすくなるでしょう。
恒例の伊参スタジオ映画祭が11月23日・24日行われます。
この日は、新井一の命日なので、私は、せっかくのご招待なのですがお伺いできません。残念です。
なにせ、上映される映画のほとんどが、受賞作品ももちろん含めて、シナリオ・センター勢で埋まっているのですから、これは見逃したくないと思いました。
11月23日の上映作品は、出身ライターの作品オンパレード。
「半落ち」の田部俊行さん、「尋ね人」関えり香さん、「ソウル・フラワー・トレイン」上原三由樹さん。
11月24日は、昨年の受賞作上映と今までのセレクション上映になります。
昨年の大賞宮本ともこさん「この坂道」、2011年の大賞「冬の真桑瓜」森下鳰子さん、シナリオ大賞受賞監督が手がけた新作セレクションでは、「私は知っている、私は知らない」澤田サンダーさん、「雑音」上原三由樹さん。
なんだかとても嬉しいです。
2013年の受賞者が発表されますが、それにもきっと、ゼッタイセンターの方がいらっしゃるに違いない・・・密かに楽しみにしています。(笑)
会場はとても風情のあるところです。
紅葉のきれいな山間の昔ながらの木造立て小学校・・・篠原監督の名作「月とキャベツ」の舞台になったところです。
ちょっと遠いのですが、臨時バスも出ますし、泊りがけで温泉堪能もありかと思います。私がお伺いしたときは、草津の湯を楽しみました。
コンクールの醍醐味は、授賞式です。まだ獲っていない方も、授賞式を見るとモチベーションが上がります。
もちろん、受賞者になるのが一番ですが。(笑)
来週には、フジヤングシナリオ大賞の授賞式があります。
さて、さて、結果はどなたが?
最終のうち7人の方がシナリオ・センターの受講生の方・・・ドキドキして待っています。