シナリオ・センター代表の小林です。今日は、真冬のような寒さです。もう師走ですものね。
今年１年を振り返りながら、明日に向かってちゃんと歩きたいと思っています。

受講生の方から、年賀の欠礼のご挨拶メールをいただきました。
「強引に悪法を通過させた傀儡政治家によって棄民が進む我が国で、お目出度うとは言えません。」
私も同じ気持ちです。まったくおめでたくない。
でも、年賀状はお送りします。
職員7000枚、バイト4000枚の年賀状販売のノルマがあると毎日配達してくれている郵便局員の方のお話をお聴きして、びっくり。安売り屋さんに売りに出だしちゃうはずですね。
そこで、事務局みんな、あまりにお気の毒なので協力することにしました。
誰もが、心からおめでとうといえるよう国になることを願ってお送りします。

この国はおかしいです。
お上はぬくぬくと利益をむさぼっているというのに、下々は、ひどいことばかり押しつけられて汲々としながら生きています。
老人医療の値上げ、年金、生活保護の切り下げ・・・でも、自分たちの高給にも定数にも手をつけようともしない・・・etc、言い出したらきりがないですね。
特定秘密保持法案を強行採決した人達には、
マハトマガンジーの「暴力によって得られた勝利は敗北に等しい。それはほんの一瞬しか続かない」という言葉を送りたい。
そして、信じたい。明日という日を。

「自分が行動したことすべては取るに足らないことかもしれない。しかし、行動したというそのことが重要なのである。」（ガンジー）
明日も自分の頭で、心で、ちゃんと向き合って、想って、考えて、取るに足らないかもしれないことのひとつひとつを大事にやっていこうと思います。



今年最後のイベント、常にドラマの行く末を案じている月刊ドラマ誌さんの「シナリオセミナー」を応援をします。
12月23日（祝日・月）午後1時～4時（午前11時開場）「コンクールにチャレンジしよう」というシナリオセミナーを中目黒ＧＴプラザホール（中目黒駅徒歩1分）で開催します。
シナリオ・センターで行うコンクール対策講座とは一味違う形です。
とはいえ、第一部の「コンクールのための1時間ドラマの書き方」はセンター講師の柏田道夫、第二部「私とコンクール」と題して出身ライターの坂口理子さんがお話をされるというものなので、センターがらみって感じではありますけれど・・・。(笑)

坂口理子さんは、「創作テレビドラマ大賞」「城戸賞」「テレビ朝日21世紀新人脚本シナリオ大賞」「ＷＯＷＯＷシナリオ大賞」などで大賞、優秀賞を受賞され、現在、脚本をてがけたジブリ製作「かぐや姫の物語」が上映されています。
月９「私が恋愛できない理由」「結婚しない」ＷＯＷＯＷ向田邦子イノセントなどテレビ、映画、小説や舞台と幅広く活躍されています。
来年ブレイクするイチオシの脚本家だと私は思っています。
坂口さんのコンクールに対する思いをお聴きすることは、来年コンクールで「頑張るぞ！」と思っていらっしゃる方には、ゼッタイためになりますし、モチベーションも上がることでしょう。是非ご参加下さい。

あまりに悲しい社会ゆえ、ガンジーの名言を紐解きたくなりました。
「見たいと思う世界の変化にあなた自身がなりなさい」
皆さんに、このガンジーの言葉をプレゼントします。