シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。寒い、ただただ寒い。とはいえ、日本海側の豪雪を思えば、なんの、なんの。我慢、我慢。
NHK創作テレビドラマ大賞受賞作の放映日が決まりました。
「希望の花」 2月25日(火)午後10時から、NHK総合
藤井香織さんの作品です。
採用試験に落ち続け自信を無くした就職浪人の若者が、会社を倒産させた失意の祖母と家業の花屋を手伝い、働く意義をみつけ自信を取りもどしていくというヒューマンドラマです。
出演は、中村蒼さん、渡辺美佐子さん、藤田朋子さん。
ゴールデンタイムに放映するというのは、面白くできあがったからですね。
楽しみにみんなで見ましょう。
昨日は、冷たい雪空にもかかわらず、出身ライターがおふたりおいでくださいました。
出身ライターの方が訪ねてくださるほど、嬉しいことはありません。
根津理香さんは、現在フジテレビ金曜夜7時57分放映の「天誅 闇の仕置人」を書いていらっしゃいます。
ポスターを持ってきてくださいました。早速、掲示しました。
時空を超えて現れた女忍者が、バッタバッタと現在の悪を切る(?)、SFチックでありながら、「今の世の中、こうしたいよね」って思わせる、溜まっているモヤモヤの解消になるドラマです。
出身ライターの髙橋幹子さんがメインライターで、全8回オリジナルシナリオ。そのうち3話を根津さんが担当されているそうです。
なんとシナリオ・センター出身同士なのですが、根津さんと髙橋さんは初対面だったそうです。
でも、そこはシナリオ・センターつながり、あっという間に仲良くなって、楽しくお仕事をされているとか。
現場で、先輩、同輩、後輩とご一緒に仕事をされることがよくあるのですが、シナリオ・センター出身ライター同志だと、スムーズにやりやすいと皆さん異口同音におっしゃいます。
たぶん、同じ基本の技術という一本筋が通っているから、やりやすいのでしょうね。
髙橋幹子さんと根津理香さん、お互い仲良く切磋琢磨されながら、個性の強い役者さんたちが生き生きとお芝居できるように、頑張っていらっしゃるようです。
是非、ご覧下さい。「天誅 闇の仕置人」(フジテレビ)金曜日 午後7時57分から。
もうおひとりは、出身ライター大良美波子さん。
あの一世を風靡した映画「着信あり」など怖―い怖―いホラーがお得意です。
大良さんは、2010年「強欲な羊」でミステリーズ新人賞をとられてから、美輪和音のペンネームで小説を書かれています。
今回、ホラー小説「ハナカマキリの祈り」(東京創元社刊)を出されたので、「月刊シナリオ教室」でインタビューをお願いしました。
編集者さんもご一緒に、小説作りについて語っていただいたようです。
こちらは、「月刊シナリオ教室」4月か5月号に掲載されるかと思いますので、楽しみにしてください。
シナリオ・センターは、本当におもちゃ箱みたいに楽しいところです。