シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。ちょっと今日は寒さも緩んで・・・もうあと数日で、弥生3月ですものね。
ニュースを見ながら、発想の転換がサクサクとできる頭でありたいと思いました。
ビニールハウスなどの倒壊で野菜や果物などもだめになり、養鶏場もつぶれて鶏が処分されるなど、大雪の被害がどんどん増えています。
スーパーでもお野菜がずいぶんの値段になっていますものね。どうしたものか・・・本当にお上にちゃんと考えてほしいです。
長野もあの大雪で、動きがとれず宿もキャンセルが続出して、大変だそうです。
しかも平年より気温が低い日が続いて、雪はやんだら氷の世界に変身。つららのカーテンがあちこちにできているとか。
安曇野穂高ビューホテルでは、それ逆手に取って、「つららに囲まれたお部屋プラン」を作りました。 4階の屋根から太さ10センチ、6メートルものつららが下がって壮観な景色。(写真)
いいなあと思いました。マイナスをプラスに転換する、視点を変えるということはこういうことです。
プラスとマイナスは裏表ですから、マイナスと思っているものも見方ひとつでプラスに変えることができるのです。
かたや、河津桜の満開(写真)の報も、嬉しいです。
「さむい」「さむい」と震えているときに、日本人が大好きな桜が満開・・・心がホッとします。
暖かな未来を先取りすることで、見ている人がこの先へ気持ちを膨らませる・・・次に咲く桜へ心が躍ります。
このどちらも、感動を与えるドラマ作りと同じです。
「こんなところには誰も来ない」ではなく「誰もみたことのないこんなところ」だからこそ知らせたら面白がって人は来る・・・視点を変える。
見方ひとつで丸いものも四角にみえる・・・人に驚きを与えるものになります。
すっと心の中に入り込めるのは、人が欲しているもの・・・厳しい寒さであればあるほど暖かいものが・・・ほしい気持ちに飛び込めば、見ている人が感動するものになるのです。
そういえば、帰国会見で真央ちゃんが森氏の発言を「私は何とも思っていません。森さんが後悔しているのでは」と大人の発言。
ちゃんと努力して戦っている人は、歳は孫のようでも大人です。(笑)
人生はドラマだ!