シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。シナリオ8週間講座の開講日だというのに軽いぎっくり腰に。へっぴり腰で動いているせいか、受講生がいつもよりちょっと少ない。
「アホか」と思われるかもしれませんが、私の腰のせいです。
気合は、人を動かします。
気合の入らない本日の私・・・(涙)、申し訳なく思っております。
ものごとを動かすには、案外「気合」「思い入れ」って大切なんですよ。
今日の夜23:15から、NHKBSプレミアムで「今夜は心だけ抱いて」(全8回)が始まります。
12年ぶりに再会した母娘、47歳の母と17歳の娘の心が入れ替わり、若さを持て余す母、老いに戸惑う娘…物語はここから始まります。
脚本は、出身ライターの清水友佳子さん。
親子の心が入れ替わることで、戸惑いながら、反発しながら、どんな形でお互いわかりあっていくのか楽しみなドラマです。主人この親子に、田中美佐子さん、土屋太鳳さん。
原作者の唯川恵さんは、「映像化するのは難しいと思っていたのですが、脚本家の清水友佳子さんが見事なドラマに仕立ててくれました。また、主演の田中美佐子さんと土屋太鳳さんの入れ替わりの演技は、可笑しくもあり、ほろりともさせられ、何よりの見所となっています。原作者としても嬉しい限りです。」
私も清水さんがほめられるとうれしいです。
今夜は「今夜は心だけ抱いて」を見てください!!
出身ライター高山由紀子さんの「吉原代筆人 雪乃」の第2作が出版されました。
「吉原代筆人 雪乃(二)みだれ咲」(角川文庫刊)
江戸吉原の代筆人として遊女のために恋文をつづる雪乃は火事で最愛の夫を失い、真相を突き止めたいと探っていくが、その雪乃の周囲で不可解な事件が起ります。遊女たちに助けられながら真実に迫る雪乃。
謎解き時代小説として、人気を博しています。3月末にも第3作が出る予定です。
高山さんのつづる時代劇サスペンスの妙味をお楽しみください。
今夜はさっさと帰って、後藤法子さん脚本の「チームバチスタ4」(フジテレビ)から、清水友佳子さん脚本の「今夜は心だけ抱いて」(NHKBSプレミアム)をみて、お風呂に入り、ぬくぬくお布団の中で「吉原代筆人 雪乃(二)」を読みながらゆっくりと過ごすことにします。
ぎっくり腰には、テレビと本があれば、幸せ。その上、出身ライター尽くしは法外の幸せ。(笑)