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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

作品の幅を広げよう。

シナリオ・センター代表の小林です。寒いですね。2月に逆戻りみたいな冷たーい風が吹いています。

今月は、講師のみなさんとの個人面談月間なので、毎日講師の方々とお話しさせていただいています。
先日、税務署の調査が入り、講師は何人か、事務局は何人かと訊かれたのですが、「???」で、自分、センターで働いている人を数字として把握していないことがしみじみわかりました。(笑)
ま、事務局は11名なので、とりあえず指折り数えてなんとか数字を出せたのですが、講師は名前を言いながら指を折ったのですが・・・無理でした。(汗)
名簿を数えたら、44名でした。

 講座パンフ

毎年3月期末に、来期について、クラスや講座の問題点や展望を、授業の合間や終了してから1時間ほどお話をさせていただいています。
講師の皆さんは、本当にシナリオが好きです。
自分がシナリオを大好きだからこそ、一人でも多くの人のシナリオの面白さ、魅力をお伝えしたいんです。
私にとって、毎年3月は、改めて講師の情熱、シナリオの魅力を感じさせられる春です。

 

来年は、創設者新井一の生誕100年にあたります。
新井一が好きで好きでたまらなかったシナリオ、シナリオ・センターへの想いを、遺志を汲んで講師もみんな熱いんですね。
来年の事を今からいうのも鬼に大笑いされそうですが、「新井一賞」を大々的に行いたいと思っていますし、新井の遺志を継いでくれる講師の育成にも取り組みたいと思っています。

シナリオを学ぶことは、自分を見つめることでもあります。
なぜなら、私は私の作品しか書けないわけで、他の誰も書けない、私だけの表現だからです。
書き続けましょう。
シナリオ・センターは、皆さんのモチベーションを保つために色々なバックアップをしていきます。

創作するということは、一人でやれることですが、私は学校で学ぶことは独学でやることとは違う大きな意味があると思うのです。
友達がいる、ライバルがいる、シナリオ同志がいること・・・シナリオはたくさんの人と関わって作るものだから、色々な人の作品、色々な人の意見、考え方を知ることは、自分の作品を大きくし、自分自身を高めることだと思うからです。
積極的に他人との交流を図っていただきたいと思います。
シナリオの幅も人間の幅も、大きく広くなることでしょう。
新井一は、想像力を広げてほしいと願ってシナリオ・センターを作りました。
他人の気持ちを理解する力、自分の想い、考えを表現する力こそ想像力です。
自分だけの考えにとらわれずに、他人(ひと)とのふれあいを通じて、たくさんの観客、視聴者が楽しめる作品づくりに励んでください。

過去記事一覧

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