シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。昨日が説明会だったので、今日の曜日が定かではなくなっています。
人間の体って、どうなっているのでしょうか。
休みなく働いていると、体が月曜日を拒否している気がします。(笑)
私の体は一週間という区切りに対応しているみたいで、脳からの指令と私の体が、ミスマッチを起こしています。私だけ・・・?
日曜日は、事務局全員出勤で121期シナリオ作家養成講座の説明会でした。
休日出勤って、私は嫌なんだけれど(笑)事務局のみんなは、ほかに授業がないときのほうが、説明会に取り組みやすいという意見で・・・ホント、うちの事務局って、社長よりセンターのことを考えてくれているんです。
ありがたいことです。頭が下がります。休みなく働かせてごめんなさい。
おかげさまで、説明会では、たくさんのお申込みいただき、4月からご一緒に学べることになりました。嬉しいですね。
実は4月から、講座の授業料のみ改定になります。
創立44年、初めてシナリオ作家養成講座は、9万円から5000円ほどあげさせていただくことになりました。
消費税3%導入の時も、5%に上がったときも、意地でも頑張りました。
8万円に値下げしたことはあっても、上げたことはありませんでした。
でも、アベノミクスに負けました。上の人が儲かる仕組みは、下々は堪え切れません。
先日の朝ドラで「警察は泥棒かあー!!」怒鳴っため以子さんの気持ちがよくわかります。
「日本中の人に学んでもらうために、決して高い授業料にするな!」創設者新井一が言い続けてきたことです。
誰もが気軽に学べること、学ぶことを断念するようなことにならないようにと・・・申し訳ありません。
それでもシナリオを学んでくださる方とのたくさんの出会いに感謝です。
シナリオ・センターで学ぶことで、プロとしての力をつけていただくのはもちろんですが、シナリオを書くということを通して、想像力を広げ、ご自分の想い、考えをしっかりと持ち、思いっきり表現してください。
「ごちそうさん」(NHK朝ドラ・森下佳子さん脚本)でも、「S最後の警官」(TBS・古家和尚さん脚本)でも「東京が戦場になった日」(NHK・中園健司さん脚本)でも、シナリオライターは、ドラマを通してメッセージを出しています。
日常でもドラマを通してでも、あなたの想いを表現してください。
一人一人が表現し続けなくては、この国はダメになってしまいますから。
ゼミナールみなさん、お月謝は据え置きですので、安心して、休まず書き続けてくださいね。