シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。今朝は早起きしたのに、残念な結果でした。
とはいえ勝負は時の運、みんな精一杯頑張っての結果です。次の足掛かりになればと思います。
勝てば官軍、負ければ賊軍・・・急に手のひらを返す人がいますが、最後まで応援し続けることで、人は育っていくものではないでしょうか。
誰も、負けようと思って、試合に臨んではいないのですから。
誰よりも悔しいのは、選手本人。そんな気持ちを想像してあげてほしいものです。
作家集団の土橋章宏さん脚本の「超参勤!参勤交代」が、21日公開初登場で興行成績ランキング2位に躍り出ました。
1位は、何週連続なのでしょうか「アナと雪の女王」。しぶといですね(笑)
「超高速!参勤交代」は、今の時代とリンクしているから、気持が乗ります。そして、なによりお上をアッと言わせる貧乏小藩というのが小気味いいわけで。
なんとか「ありのままのアナ」を越えたいですね。(笑)
橋部敦子さんの「青天の霹靂」も頑張っています。5月24日公開で、今週もTOP10です。
劇団ひとりさんの演出は、原作者でありながら、橋部敦子さんの脚本を活かして、とてもうまくみせています。
彼の監督の才能は、奇をてらわず、きちんとした作りで感動させることができて、北野監督や松本監督よりも優れているのではないかと私は思います。
話は違いますが、映画つながりで。木村大作監督の「春を背負って」には、山小屋のシーンで事務局長だった山崎がエキストラで出ています。ばっちり映っていますので見てくださいませ。
映画はたくさんの方に支持され、見ていただくことが、何よりですが、コツコツとみていただく方法もあります。
戦争と原発に悩まされ続けている福島69年の苦悩を描かれた菅乃廣監督の「あいときぼうのまち」。
こちらは地味ですが、私たち日本で生活している者は、目をそむけてはいけないことだと思います。
テアトル新宿・テアトル梅田で上映しています。
「この場所で生きることは、罪なのでしょうか」福島の方の言葉が重いです。
日本を本当に思っているなら、日本の政治家は全員は観るべきです。
映画は、たくさんの人へ想いを運びます。
シナリオを描くことは、あなたの想いをたくさんの人に伝えることです。
伝える力をしっかりと身につけてください。