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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

ゲームもドラマチックに

シナリオ・センター代表の小林です。今日は、東京も雷、雹もないみたいです。ちょっとホッ!地球のあちらこちらでも、おかしくなっていますね。 


映画、テレビ業界の伸び悩みの原因は、2030代が育っていないことだそうです。
30代前半は、私の子供の年代なのですが、失われた世代と呼ばれ、バブル崩壊後の氷河期に育った、非正規社員や結婚しない人の多い世代です。
映画・テレビ業界だけでなく、社会全体、企業全体に言えることのようです。
大企業で定年まで働くという選択肢に魅力を感じない時代に育っているので、色々な生き方をされています。
この世代のクリエイティブに生きたい優秀な人たちは(何を以て優秀というのかはさておき)、大企業の映画・テレビ業界よりも、ベンチャー企業のWEB業界へ魅力を感じてそちらへ行かれた方が多いという話です。
最近、ゲームやモバイル業界の方々とご一緒することが多いのですが、30代、20代後半くらいで、とてもしっかりしていらっしゃる方が多いのにびっくりします。

 新たな媒体の出現に今までの媒体は、価値観を視点を変えないと低迷してしまうだけです。
新たな媒体も、今までもの媒体もそれぞれの魅力を最大限に生かすことを考える時ではないでしょうか。
私は、映画、テレビに頑張ってもらうためにも、ゲーム業界にしっかりとドラマとは何かを伝えていきたい、ドラマの魅力を最大限生かしたゲームを作ってもらいたいと思っています。
ドラマチックなゲームを楽しんでいただければ、映画やテレビへの魅力も、再び生きてくると思うのです。
 
ゲームガイダンス

7月中旬に、ゲームシナリオ会社2社が、2週続けてガイダンスをしてくださいます。
ゲームも大きく広がって、たくさんの人が手軽に楽しむようになりました。

多くの方々に楽しんでいただくには、よりドラマチックでなくては、魅力を感じてもらえません。
ゲームの世界でも、ドラマが必要になりました。
そして、ドラマを描けるシナリオライターが必要なのです。
私たちも、旧弊然とした考え方から脱却して、新たなドラマ作りの一助を担いたいと考えています。

ゲームを知らない方も、お好きな方も、新たなドラマ作りに参画しましょう。
まずは、ガイダンスを受けてみてくださいね。詳細は、またお知らせします。 

20代後半から30代の方々とご一緒にお仕事をさせていただけること、私は楽しくて仕方がありません。少しは古ぼけた頭が、活性化する気がするのです。() 

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