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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

日本国よ、言葉を持とう。想像力を持とう。

シナリオ・センター代表の小林です。71日は、日本国滅亡へ踏み出した記念すべき、いや記念にしたくない日となりました。

 集団自衛権反対でデモ
この表参道シナリオ日記は、前にも申しました通り、政治、宗教については、私個人の見解や想い書くことはしないという縛りを設けています。
あくまで、個人小林幸恵ではなく、シナリオ・センターの代表としての日記だからです。
ですが、今日はこの縛りを破らせていただきます。
シナリオ・センターのミッションにも適うことだと思うのです。 

創設者の新井一は、日本中の人に、シナリオを描くことを通して、「想像力を持って自分でものごとを考えるようになってほしい」とシナリオ・センターを創設しました。
その心には、戦争反対を言えずに戦争に加担したという苦い過去があるからです。
『シナリオ・センターは、「日本中の人にシナリを書いてもらいたいと思っている」会社です。』このキャッチフレーズは、そうした新井の心から生まれた言葉です。
 

7月1日本日、集団自衛権が閣議決定されました。
私は、反対です。
特別秘密保持法案から始まり、国民の声を聞かない今の政府は、戦前の日本を思い起こさせます。
半藤一利さんは、軍機保護法から、メディアを抑え、国民から自由な発言を奪っていた戦前にそっくりだとおっしゃっています。
 

人間は、「言葉」というコミュニケーション手段を持っているはずです。
なぜ、政府はこのコミュニケーション能力を持って、私たち国民に、世界にきちんと向き合わないのでしょうか。
武力行使の容認は、コミュニケーション、話し合いを拒否するものです。
私はものごとには正解がないと思っています。
だからこそ、賛成も反対も、しっかりと向き合ってきちんととことん話す、それぞれの考えを聴き、訴え、話し合うことが大事だと思っています。
 

シナリオは、アクションリアクションの芸術です。
どう考え、どう思い、どうすればいいのか、相手はどう考え、どう思っているか、そして、その先をどう想像するのか、できるのか・・・すべて自分の頭で、心で考えて、きちんとした声を上げたいと思います。

 

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シナリオ・センター代表 小林幸恵 著 BookBeyond http://bit.ly/Ue2KM7
『シナリオ力をつける本』~毎日を楽しくするイメージのチカラ~』

ブックビヨンドより電子書籍として発売。シナリオ・センター代表が、シナリオを書くことで生まれる新しい視点を紹介。「書く」ということがどんな意味を持つのかを考えるきっかけにも!
電子書籍ストア「BookBeyond」Kindleストア、iBooks、楽天Kobo電子書籍ストア他、各店にて2014年6月6日より好評配信中!(1200円。税別)

ラジオドラマの書き方

シナリオ・センター 堀江史朗 著 BookBeyond http://bit.ly/1kE1pb3

『ラジオドラマの書き方』

ラジオドラマの第一人者である堀江史朗氏による『ラジオドラマの書き方』。
言葉を使って表現する人、音を使って表現する人、映像やアニメーションのクリエイターなど、あらゆる創作者にお勧めしたい、気づきを与えてくれる1冊。(300円。税別。)

 

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