シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。♪ささのは、さらさら、のきばにゆれる~♪そんな光景もあまり見なくなりましたが、今日は七夕。
台風に邪魔されて、またまた逢えない彦星織姫なのでしょうか。
携帯が普及してからというもの、ドラマの枷が減りました。
「君の名は」のようなすれ違いドラマは生まれません。
でも、彦星織姫のように天候に左右されるというのは、いまだ変わらない。それだけ、自然の力は偉大なんです。侮ってはいけません。
そういえば、例の号泣議員が城崎まで出かけたと言っている日は、悪天候で特急は1本も走っていなかったとか。アリバイ崩しにもつかえるわけで・・・彼にとっても自然は怖い(笑)
W杯、ウインブルドンと毎日寝かしてもらえない日々が続いています。
そういえば、出身ライターの後藤法子さんが、ブラジルコロンビア戦で、アップで映っていたとか・・・いいなあ、本物を観ていらっしゃるのですね。
昨日は、ウインブルドンの男子決勝でジョコビッチとフェデラーの対戦。
まあ、ドラマチックな展開で目が離せないまま、ファイナルセットまで。
もう、これでジョコビッチの勝利かと思いきや、セットポイント目前の5-2から、なんとフェデラーの巻き返し5-7と連続勝ち・・・でフルセットにもつれこむというお互い一歩も譲らない戦いに、観客は固唾を飲んで観ていました。あそこまで技術があると駆け引きとメンタルだなあと思いました。
結局、やっとジョコビッチが勝ちましたけれど、どちらが勝っても負けてもおかしくない名勝負、夜中の2時半まで楽しませていただきました。
勝負をみながら、どうしても目が離せないほどのドラマが少ないのだろうと思いました。
昨日の試合なんて、ジョコビッチのトイレ休憩にあわせて、トイレに行ったほど。(笑)
ドラマは、葛藤・対立・相克と言われます。
テニスやサッカーのように、拮抗した力の対立であればあるほど、目が離せないわけです。
それほどの対立を生む、それほどの葛藤、相克があるドラマをどうやって作るか・・・サマーセミナーの課題です
サマーセミナーも20日は満員御礼、21日も残席わずかだそうです。それだけ、面白いドラマを創りたい、長編をものにしようと意欲満々の方々が大勢いらっしゃるということ・・・嬉しいです。
わずか1日で、どこまでインナーマッスルを鍛えられるかは受講生の方々次第です。
サマーセミナーは受け身では絶対にプラスになりません。
創作そのものが受け身でできることではありから、インナーマッスルを鍛えたら、さらに長編シナリオ講座へと、積極的に向かって一歩上を行く夏にしてください。