シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。朝から、思いっきり蒸し暑い東京です。昨夜も寝苦しかったですね。
西の方では大雨、土砂災害が相次ぎ、亡くなられた方も・・・。ご冥福をお祈りします。
この尋常ではない気候の変化こそ、政府は考えなくてはいけないのではないでしょうか。想定外は当たり前だと思っていてはいけないです。もはや、今までなかったことがどんどん起きているのですから。
初めて私の地元の高校が甲子園へ行きました。びっくりです。(笑)
私の地元は、東京のど真ん中なれど、商店街もない、大きなスーパーもない寂しい町(笑)ですが、そこここに「二松学舎大付属、おめでとう!」「甲子園がんばれ!」などののぼりが立ち、何となく町には活気が満ちています。
東東京大会で、11度目の決勝で帝京を破り、東東京代表として、初めて甲子園のマウンドに立つことができました。
東東京代表「二松学舎大学付属高校」です。
千代田区九段にある二松学舎は、夏目漱石、中江兆民、犬養毅、平塚雷鳥など歴史的な偉人が学ばれた130年以上の歴史ある学校です。
野球部は、東京のど真ん中のため、グランドがなく、遠くまで練習に行っていたらしいのですが、練習場では始める前に必ずゴミ拾い、清掃をしていたそうです。今回、甲子園に来ても宿舎の付近を、毎日ゴミ拾い清掃して、喜ばれたそうです。
野球ができるだけでなく、人間としてきちんとした人でありたいというのは、二松学舎らしいと思いました。
最初の試合では、1年生バッテリーの強気の勝負で、長崎海星に勝ちました。
今日は3回戦でしたが、強豪沖縄尚学とあたり、延長10回攻防戦の末、6対5でサヨナラ負けをしてしまいました。
「琉球のライアン」と呼ばれている山城投手から、一時は逆転をして5対4となったのですが、延長戦になり、残念ながら敗退。ベスト8には進めませんでした。
高校野球で、甲子園に出場するということは、大リーグで勝ち抜くよりも厳しんですって。全国何千校(ホントはいくつかわかりませんが)の中から勝ちあがてくるんですものね。言われてみればすごいことだと思いました。
高校球児には、努力とか克己心とかいう言葉が似合います。昨今失われつつある言葉のせいか、妙に心に響きます。
いつもドラマがあって泣けます。一生懸命が見えるからでしょうか。どちらが負けてもかわいそうで仕方がありません。
私は、試合はどちらかが勝って、どちらかが負けるに決まっているんだからと当たり前のことを自分に言い聞かせて見ています。
初めての地元の登場で、やはりいつもより心が躍りました。勝ってほしいとも思いました。
これが、郷土愛というのでしょうか。
頑張りましたね。お疲れさまでした。
1年生バッテリーが頑張った二松学舎は、来年もきっと頑張ってくれるでしょう。
暑い夏の風物詩、甲子園の熱闘もいよいよ終盤にかかってきました。
さて、どこを応援しようかな。