シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。錦織選手の試合を全部見られなくて、寂しく思っていたら、昨晩また再放送してくれて、おかげでしっかりみることができました。
ですが、明らかに興奮度に違いが出ることがわかりました。ライブの時は、ちょっと失敗すると「あ~!」「大丈夫かあ!」と心底心配し、素晴らしいストロークに「よっし!」声をだし、点を取り、取られるたびに一喜一憂し・・・もちろん、録画でも掛け声は、ついついでるのですが、失敗しても、「取り戻すんだよね」「勝つんだもんね」とわかっていると、安心感からかいまいちの興奮度でありました。残念!(笑)
先ほど、周防監督の「舞妓はレディ」の試写を拝見してきました。こちらは何度見ても興奮度は変わらないメチャエンタテイメントです。
「それでもボクはやっていない」「終の信託」などを作られ、今や政府の第三者委員としても活躍されている社会派のようにみられていらっしゃる周防監督のぶっちゃけ、久々にはじけ飛んだエンタテイメント映画です。
私は、こういう楽しい映画が大好きです。
お話自体は単純で、まさに「マイフェアレディ」。
こちらの主人公は、鹿児島弁と津軽弁をコラボした舞妓志願の娘。
この舞妓志願の娘を言語学者の大学教授が矯正して、京都の舞妓さんにするというサクセスストーリーです。
舞妓さんになる主人公は、800人のオーディションから選ばれたかわいいお嬢さん。歌声も透き通って、動きも爽やかな本当にぴったりのはまり役。脇を固める役者さんが錚々たるメンバーで、ワンシーンしか出てこない方々まですごいこと、すごいこと。
私は、往年のスター赤木裕一郎役の妻夫木聡さんの昭和のスターぶりに惚れました。往年の日活スター赤木圭一郎と石原裕次郎をもじってあります。(笑)
舞妓必須三単語は、「おおきに」「すんまへん」「おたのもうします」
私は、京都に小学校からのペンフレンドがいて、毎年京都に行っていたのですが、「郷に入らば郷に従え」の私、すぐに京都弁で話し、めちゃくちゃの京都弁に、京都のペンフレンドに失笑されていました。(笑)
京都弁って、案外難しいおすえ。(違う?)
踊りも歌も、芝居もとっても素敵で、2時間ちょっとあという間に終わっちゃいました。
9月16日19:00から「ミソ帳倶楽部達人の根っこ」に周防監督においでいただきます。
リアルな京都ではなく、あえてファンタジーとして京都花街を描いた「舞妓はレディ」。どんな思いで創られたのか、周防監督の魅力的なキャラクター作りの
秘密とか・・・etcetc根っこに迫ります。
ご参加希望の方は、劇場鑑賞券つき3000円(チケット代1500円含)というお得なセットになっていますので、お求めください。
あ、ごめんなさい!もはや定員いっぱいになりそうだそうです。
お早めにお申し込みくださいね。