シナリオ・センター代表の小林です。台風すごかったですね。今日は午後からの授業となりました。
港区にも避難勧告がでたので、びっくり。事務局も危ないので、午後出でOKとなっていたのですが、朝当番のみならず、みんなが朝から頑張って出てくれたのには、まったく頭が下がります。
本当にシナリオ・センターのスタッフは、すごいんです。(笑)

昨日は、テレビにかじりついていました。楽天オープン、錦織圭とラオニッチの決勝戦、壮絶な試合でした。
精も根も尽きてやっと得た勝利、どちらが勝っても負けてもおかしくない試合で、全米オープンのときよりドキドキしました。
全員アウェイの中で一歩も引かないラオニッチも素晴らしかったです。 

朝から、WOWOWでは男子ダブルの決勝戦もやっていて、そこから見ていたのですが、2時からのシングルス決勝戦までに、1時間以上時間が余っちゃたんですね。（テレビ的には余ったといわないのかも知れませんが・・・）なので、錦織君の準決勝試合をみせてくれました。
私は、大阪の入学式だったので、もちろん見ていません。
準決勝の試合もものすごく見応えのある試合だったのですが、結果を知っているからそんなにドキドキしない。「ヤバイ！」と思っても、盛り返すんだよねと・・・。
それでも、ものすごくワクワクさせられました。こう来たか、あれ？こうなっちゃう・・・思わぬ展開に一喜一憂。
決勝戦はLIVEですから、もうお互い譲らない試合にワクワク、錦織君の疲労困憊ぶりにドキドキ・・・、勝利を手にしたときは、錦織君とともにバッタリ・・・疲れ切っちゃいました。(笑) 

ドラマも同じで、結果がわからないからこそ、どうなるのだろうと主人公と共に悩み、喜び、悲しみ、共感するのですね。
これこれこういうお話ですでは、つまらないわけで、結末が見えない面白さは観客と同化します。 

もうひとつ、結末はわかっているからドキドキ感はないけれど、面白いのはなにか、展開ですよね、予期せぬ展開。
結果のわかった試合と結果がわからない試合を見て、どちらも大事なのは「承」の面白さだと思いました。

起承転結のうち、ドラマの80％を占めている「承」、どれだけ「承」に面白さを詰め込むか、葛藤、対立、相克・・・。
ドラマよりスポーツの方がよっぽどドラマチックなんて言わせない、ドラマを創りましょう。
錦織圭に負けないドラマを！！

テニス仲間から、「テレ東で見ていたら途中で終わっちゃたんだけれど、どうなっているの」とメールがいっぱいきて、LIVE中継をしたり、全仲間に「やったよ！」と報告メールしたりの日曜日でした。
テレ東が試合途中で終わったことへの怒りメールはすごかったです。(笑)
まだ、続きを観たいのに・・・と言わせる、ここでやめちゃうの・・・と怒らせるくらいのドラマを創ってみたいものです。