シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。シナリオ・センターのHPのしゃれおつで紹介されたクラシカ表参道に、早速行ってきました。
京都のフレンチレストランとして大成功をおさめたフランス人シェフステファン・パンテルさんが表参道へ進出してのお店です。
結婚式もできる素敵なレストランで、京都の趣を東京でということで、竹林など和のお庭が「京都らしさ」を装います。
ランチは、2800円とちょっと背伸びすれば、たまにはなんとかいけるお値段で、京都を感じさせる静謐なたたずまい、落ち着いたテーブルの雰囲気、サービス。ちょっとゴージャス気分が味わえて、お料理もきれいで美味しく、まさに女性好み。
店内は、ペアもいず、女性同士ばかりでした。
そういえば、男性同士は、なかなかフレンチレストランでは見かけないし、「今度フレンチへ行こう」っていう話より「ちょっと一杯」の方多いような気がします。
でも、AOビルの中の人気レストラン「俺のフレンチ、俺のイタリアン」は男性同士も多いです。
男性がフレンチを嫌いなわけではなく、安いこと、ショットバー的な気軽な雰囲気だと男性も楽しまれるのでしょうか。
女性4人で食べたのですが、メインのお肉とお魚を4人でシェアしました。
女性は結構シェア好き。これも食べたい、あれも味見してみたいという気持ちが女性は強いのでしょうか。探究心旺盛、よくばり?私も大好き。
でも、男性は、シェアがお好きでない方が多いようです。
「なんで人のものまで欲しがるの?」というご主人と離婚したシェア好きの友達がいます。(ホントに)
何を長々食事について書いていたのかというと、こうした男女の感覚の違いを描くだけでもドラマになるのだなあと美味しい料理に舌鼓を打ちながら思ったからです。
というのは、プロットをたくさん読む機会があって、感じたことがありました。
センターの方が書かれた小説を読むことが増えて、気づいたことがありました。
それは、面白いなあと思うプロットや小説は、ストーリーが面白いのではなく、主人公のキャラクター、登場人物のキャラクターが動いているのです。特にプロットなどは、一見あらすじを書けばいい、これこれこういうお話だといことを書けばいいと思っていらっしゃる方も少なくありません。
けれど、それでは面白くない、魅力的ではないのです。
いつも申し上げているようにストーリーは、いくつかのパターンでしかないからです。
ストーリーは、設定と登場人物が動かしていくことを忘れないでください。
食欲の秋、ちょっと外食しながら、周りの様子を観察してみてはいかがでしょう。
食べ過ぎ飲み過ぎにはご注意を!問題は私だけか・・・(笑)