シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。昨日は、創作テレビドラマ大賞・創作ラジオドラマ大賞の授賞式でした。
あいにく他用があり、私はお伺いできなかったので、前田編集長とライターズバンク担当の大塚、講師の大前にお祝いを託しお願いいたしました。
なんせ今年は、創作テレビドラマ大賞の大賞山下真和さん、佳作神岡記子さん、伏木由里子さん、創作ラジオドラマ大賞の佳作石原理恵子さん、仲井美美樹さん、吉田海輝さん、このすべての受賞者がなんとシナリオ・センターの受講生の方々というすごーーい状況でありまして(笑)。本当は駆けつけるべき状況だったのですが・・・残念でした。
本当におめでとうございます。そして、ありがとうございます。
その上、放送作家協会理事長さらだたまこさん、シナリオ作家協会社長の柏原寛司さん、シナリオ作家協会の会長加藤正人さんとともに、受賞者へ励ましのお言葉をくださったお三方ともセンター出身。
審査員に山本むつみさんに、李正姫さん、荒井修子さんもお手伝いとセンター出身のライターの方々方がたくさんいらしてくださっていたそうです。 (写真は、テレビドラマ創作大賞の受賞者と出身ライターの山本むつみさん、李正姫さん、荒井修子さん)
受賞者の方も、シナリオ・センターの先輩たちからお祝いされ、励ましをいただき、どれだけ力強く思われたことでしょう。
45周年を目前に控えて、プロとして活躍されている先輩も、受賞した後輩も、20枚シナリオを書いていて、今を迎えたのだなあと思っただけで、本当にありがたく幸せな気持ちになります。
同じ釜の飯を食った者同士だからこそわかりあえるものがあるでしょう。
黒岩勉さんと小山正太さんが「すべてがFになる」(CX)を、岡田道尚さんと宇山佳佑さんが「信長協奏曲」(CX)を吉田玲子さんと広田光毅さんと久尾歩さんが「弱虫ペダル」(テレビ東京・映画)とセンターの先輩後輩がご一緒にお仕事をさせていただくことも稀ではなくなりました。
そんな時、同じ釜の飯を食った者同士って、気心知れていいのでしょうね。
基本をコツコツと・・・シナリオ・センターはそれだけをお教えしているので、その基本をきちんとした形で花開かせてくれている出身ライターの皆さん、受賞者のみなさんが、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
先輩の山本むつみさんの原点は「創作ラジオドラマ大賞」ですが、11月17日月曜日午後10時から深夜0時までの2時間、ニッポン放送開局60周年記念オリジナルラジオドラマを書かれました。
「オオカミの末裔」
主役の真琴に大原櫻子さん、そして斎藤工、中村雅俊、斉藤由貴、高嶋政伸、マキタスポーツ、相島一之、竹下景子さんなど等錚々たる役者さんがドラマを展開していきます。
是非こちらも楽しみにお聴きください。
今年もいい締めになりました。来年はもっともっと行くぞ!!